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サステナビリティ/CSR
Sustainability/CSR

主な支援活動

「アピチャッポン・ウィーラセタクン 亡霊たち」展

東京都写真美術館は、総合開館20周年を記念して、タイ出身の映像作家 ・映画監督である、アピチャッポン・ウィーラセタクンの個展を開催します。
アピチャッポンは、タイの東北地方を舞台に、伝説や民話、個人的な森の記憶や夢などの題材から、静謐かつ叙情的な映像作品を制作し続けてきました。作品は、写真やフィルム、ヴィデオ、インスタレーション、長編映画など多岐にわたる方法で、淡々とした日常のなかから人間の深淵を浮かび上がらせていく一方で、タイの現代社会に関わる移民や格差、政治などの社会問題にも密接に関わっています。本展覧会では、目に見えない亡霊=Ghostをキーワードに、これまで直接的に言及されることが少なかった社会的、政治的側面にも焦点をあてながら、アピチャッポンの映像世界を紹介します。

会期
2016年12月13日(火)~2017年1月29日(日)
会場
東京都写真美術館 地下 1階展示室
詳細
https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-2572.html(target_blank)
《ゴースト・ティーン》2009年 インクジェット・プリント 《ゴースト・ティーン》2009年 インクジェット・プリント

『目 In Beppu』

「in BEPPU」は、アートの力によって、驚きや発見に満ちた豊かな地域や人生を目指して、2016年からスタートする、大分県別府市を舞台に開催される個展形式の芸術祭です。
毎年秋、国際的に活躍する1組のアーティストによる、地域性を活かしたアートプロジェクトを実施していきます。
第1回目のアーティストは、国内外で活躍する芸術活動チーム【目】。会場となる別府市役所のなかで、日常の風景が一変するような、不思議な空間をつくりだします。

会期
2016年11月5日(土)~12月2日(金)
※ツアー形式による鑑賞になります(要予約)
会場
別府市役所内(大分県別府市上野口町1-15)
詳細
http://inbeppu.com/(target_blank)
目 In Beppu

宮島達男展『生と死―命のひかり―』

LEDのデジタルカウンターによる作品で世界的評価を得ている宮島達男。宮島にとって日本国内の美術館では6年ぶりとなる今回の個展では、28メートルの壁面に6面のスクリーンが投影される「カウンター・スキン」シリーズの新作映像や、代表作であるデジタルカウンターを用いた作品などを発表します。

会期
2016年10月7日(金)~12月4日(日)
会場
鹿児島県霧島アートの森
詳細
http://open-air-museum.org/event/event-34291(target_blank)
Image of Counter Skin (colors) (c)Tatsuo Miyajima, courtesy of the artist and Akio Nagasawa Gallery Image of "Counter Skin (colors) "
(c)Tatsuo Miyajima, courtesy of the artist and Akio Nagasawa Gallery

志村ふくみ―母衣(ぼろ)への回帰

染織家・志村ふくみの、東京では初となる本格的な展覧会です。草木からの自然染料で染められた糸によって織り上げられた作品は多くの人を魅了し、国際的にも高く評価されています。
本展ではこれまでの代表作を中心に、初期の作品から最新作までを一堂に展示し、60年に及ぶ創作の歩みを紹介するとともに、志村ふくみの魅力とその芸術性の核心に迫ります。

会期
2016年9月10日(土)~11月6日(日)
会場
世田谷美術館 1階展示室
詳細
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/exhibition.html(target_blank)
《光の湖》1991年 京都国立近代美術館蔵 《光の湖》1991年 京都国立近代美術館蔵

記憶の円環|榮榮&映里と袁廣鳴の映像表現

東アジアの進展に伴うかのように、今までにはなかった新しい写真・映像表現がこの地域に増えています。本展ではその中から、日常や伝統を新しいメディアで捉えなおし、自然や家族、人と人との交感を詩情豊かな写真と映像で表現する2組の作家、榮榮&映里(ロンロン・アンド・インリ/写真)と袁廣鳴(ユェン・グァンミン/映像)の作品にスポットを当てています。
本展はギャラリーを二分し、榮榮&映里、袁廣鳴それぞれの個展として空間を構成します。「記憶の円環」というタイトルのもとに、二つの個展が並行しつつも共鳴します。

会期
2016年7月23日(土)~9月19日(月・祝)
会場
水戸芸術館 現代美術ギャラリー
榮榮&映里 《妻有物語 No.7-1 2012年》ゼラチン・シルバー・プリント 榮榮&映里 《妻有物語 No.7-1 2012年》
ゼラチン・シルバー・プリント

金氏徹平のメルカトル・メンブレン

金氏徹平は身のまわりの事物を素材に、部分を切り抜き、繋ぎ合わせることで、既存の文脈を読み替えるコラージュ的手法を用いて作品を制作しています。
本展では、展示空間を活かした大型インスタレーションを含む新作を中心に構成するとともに、「他者」との接続から制作の方法論を探り、新しい彫刻のあり方を試みます。
展示は毎月のイベントごとに変化を続け、カタログ、広報物、さらには小説家、デザイナー、音楽家、俳優、観客たちと役割を交換しながらつくり上げるプロセスを含んだ全体が、相互に影響を与え合いながら展覧会を形づくります。

会期
2016年7月17日(日)~11月6日(日)*会期中無休
会場
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
詳細
http://www.mimoca.org/ja/exhibitions/2016/07/16/1493/(target_blank)
ポスターデザイン:金氏徹平、有佐祐樹 ポスターデザイン:金氏徹平、有佐祐樹

横尾忠則展 わたしのポップと戦争

本展は横尾忠則現代美術館として初めての2部構成で開催されます。
第1部「戦争」では、少年時代の横尾が体験した、戦争の記憶が様々な形で反映された作品を特集し展示します。戦争を常に省みられねばならない問題として考えます。
第2部「ポップ」では、60年代から70年代半ばにかけての、横尾のポップアート的な表現を紹介します。近年、同時代の国際的な広がりのなかで、ポップアート的な表現を捉え直す試みが相次いでいます。
「ポップ」と「戦争」は共に20世紀の物質文明の産物であり、コインの裏表のような関係です。その2つをアーティスト横尾忠則の視点から改めて読み直します。

会期
2016年4月16日(土)~7月18日(月・祝)
会場
横尾忠則現代美術館
詳細
http://www.ytmoca.jp/exhibitions/2016/04/post-4.html(target_blank)
ポスター(デザイン:横尾忠則) ポスター(デザイン:横尾忠則)

森村泰昌:自画像の美術史―「私」と「わたし」が出会うとき

絵画の登場人物や映画女優に扮するセルフ・ポートレイト写真で知られ、国際的に活躍する現代美術家、森村泰昌。本展ではこれまで取り組んできた自画像の美術史の集大成ともいえる渾身の作品が並ぶ第1部と、新たな可能性を示す長編映像作品の第2部で構成されています。

会期
2016年4月5日(火)~6月19日(日)
会場
国立国際美術館
森村泰昌《自画像の美術史(ゴッホ/青)》 森村泰昌《自画像の美術史(ゴッホ/青)》
2016年 作家蔵

瀬戸内国際芸術祭2016

『海の復権』を目的として、2010年に瀬戸内海の島々を中心として始まった現代アートの祭典。3回目を迎える今回も『海の復権』をテーマに、美しい自然と人間が交錯し、交響してきた瀬戸内海が地球上のすべての地域の『希望の海』となることを目指して開催。20を越える国と地域から約200組の作家やプロジェクトの出展が予定されています。

会期
春 2016年3月20日(日・祝)~4月17日(日)
夏 2016年7月18日(月・祝)~9月4日(日)
秋 2016年10月8日(土)~11月6日(日)
会場
直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、沙弥島(春のみ)、本島(秋のみ)、高見島(秋のみ)、粟島(秋のみ)、伊吹島(秋のみ)、高松港・宇野港周辺
12島14会場
詳細
http://setouchi-artfest.jp/(target_blank)
瀬戸内国際芸術祭2016

第8回恵比寿映像祭 動いている庭

恵比寿映像祭とは年に一度、東京・恵比寿の地で、展示、上映、ライヴ・イヴェント、トーク・セッション等を複合的に行い、映像分野における創造活動の活性化と優れた映像表現やメディアを、過去から現在、そして未来へといかに継承し発展させていくかという課題について、あらためて問い直し、対話を重ね、広く共有する場となることを目指す、ユニークなフェスティヴァルです。第8回恵比寿映像祭も、東京都写真美術館の大規模改修工事による休館を機に、館を飛び出し、ガーデンプレイスを中心に複数の会場にて展開致します。
第8回の総合テーマは、「動いている庭」。フランスの思想家・庭師であるジル・クレマンが見いだした庭のあり方から着想を得ました。
今回は、霧の彫刻作品を世界中で発表してきた中谷芙二子、ランドアートの代表的存在ロバート・スミッソン、ネットアートのパイオニアのJODI(ジョディ)、近年国際的に注目を得ている新進作家ジョウ・タオの作品をはじめ、多様な表現と国際色豊かに映像祭を展開。
さらに、ヨーロッパ実験映画の先駆、シャンタル・アケルマンの新作とジル・クレマンのドキュメンタリー《動いている庭》をプレミア上映いたします。

会期
2016年2月11日(木・祝)~2月20日(土)
会場
恵比寿ガーデンプレイス内各所、日仏会館 ほか
詳細
http://www.yebizo.com(target_blank)
シャンタル・アケルマン《No Home Movie》2015 Photo (c) :Doc & Film International シャンタル・アケルマン《No Home Movie》2015
Photo (c) :Doc & Film International

川内倫子 展
川が私を受け入れてくれた

欧米でも既に高い評価を受け、国内外に存在感を示す女性写真家、川内倫子。
写真の新時代を切り開いてきた川内の、木村伊兵衛賞受賞作など初期の代表作から最新作までを、熊本・九州で初めて紹介します。
本展に向けて制作された熊本市民とのコラボレーション作品も初公開。
「いまを生きる」感覚を先見的に表現し続けてきた川内の次なる可能性を体感する展覧会です。

会期
2016年1月23日(土)~3月27日(日)
会場
熊本市現代美術館
川内倫子 無題《川が私を受け入れてくれた》シリーズより 2015年 作家蔵 川内倫子
無題《川が私を受け入れてくれた》シリーズより 2015年 作家蔵
(c)Rinko Kawauchi
重点活動テーマ
CSR(社会的な責任)を
果たすための基盤
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