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香料の安全性

資生堂製品に用いられる香料の安全性

資生堂はIFRA※1、IOFI※2というフレグランス・フレーバー業界で制定された使用可否や使用量規定などの業界基準を遵守しています。また、欧米、ASEAN、中国、韓国、台湾などの各国・各地域の成分規制に独自の安全性基準を設定し、高い安全性を実現しています。

  1. ※1:IFRA (International Fragrance Association):世界的な規模でヒトや環境に対する安全性の観点から香料の使用基準・制限・禁止などを制定している国際香粧品香料協会
  2. ※2:IOFI (International Organization of the Flavor Industry) : IFRAと同様に、香料業界が製品の安全性や原料素材、製造などについて、ユーザーに安全に使用していただける香料製品を提供するために活動。

香料安全性に向けた取り組み

香料成分の中には、まれに皮膚感作性※1や光毒性※2の懸念がある成分があります。資生堂は、これらの懸念成分を適切に評価するために、IFRAの研究機関であるRIFM(香粧品香料原料安全性研究所)と評価方法の共同研究を行ってきました。また、光感作性の分野においては、RIFMに専門的な知見を提供する光安全性コアチームのメンバーとしても活動しています。このような取り組みにより、資生堂は製品の安全性を高めるための努力を続けています。

  1. ※1:皮膚感作性:皮膚が化学物質にばく露されることによって、アレルギー反応を引き起こす性質。
  2. ※2:光毒性:皮膚に化学物質が接触した状態で、紫外線があたることによって起きる皮膚刺激反応を引き起こす性質。