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リサーチグラント

資生堂 女性研究者サイエンスグラント

「資生堂 女性研究者サイエンスグラント Shiseido Female Researcher Science Grant」は将来指導的立場の研究者を目指す貴女を支援する研究助成です。「次世代の指導的役割を担う女性研究者を支援することは科学技術の発展につながる」という信念のもと、自然科学分野の幅広い研究テーマ(理工科学系・生命科学系全般)を対象に、2007年度の設立以来、毎年10名の女性研究者へ研究助成を行ってきました。資生堂は、女性活躍推進企業として、女性研究者を取り巻く環境に幅広く目を向けながら、学術領域における女性の研究活動を多様な視点でサポートしていきます。新規性・独創性があり、ご自身の研究分野を切り拓く意欲のある研究計画を歓迎します。

第16回 「資生堂 女性研究者サイエンスグラント」募集概要

趣旨

優秀な女性研究者の研究活動を支援することにより、将来指導的立場を目指す女性研究者の育成に貢献します。

対象分野

自然科学分野(理工科学分野、生命科学分野いずれもご応募いただけます)
なお、美容と健康に関する研究、またはその領域へ発展の可能性のある研究の応募を歓迎します。

助成金額・件数

100万円/1件、最大10件まで (年間総額1,000万円)

助成期間

1年間 (第16回:2023/6/1~2024/5/31)

助成金の使途

研究費用(試薬代、機器代など)のほか、研究補助員の雇用費用にも充当可 ※但し、動物実験に関わる費用は研究助成金用途にはできませんのでご注意ください。

応募資格

助成対象期間中に大学あるいは企業以外の研究機関(いずれも所在地が日本)で自然科学分野の研究に従事する女性研究者

  • 年齢、国籍は問わない。
  • 推薦者不要。自由応募による完全公募制。
  • 応募時、すでに指導的役割を担われている研究者(教授等)、大学院生・学生は 除く 。
  • 当グラントへの応募回数の制限はなし(何度でも応募可能、但し1度受賞した方は再度の応募はできません。)

応募方法

第12回応募からweb申請に変更になっております。
詳しい内容は、「第16回募集要項」をお読みください。
下記新規会員登録ボタンからマイページを取得後、web申請が出来ます。

締切日

2022年11月16日(水)12:00(正午)web申請登録完了

審査方法

社内外の審査員で運営する本グラント審査委員会にて厳正に審査します。

審査委員会

審査委員長
株式会社 資生堂 エグゼクティブオフィサー 岡部 義昭

社外審査員(五十音順)
弘前大学 柿崎育子 先生
日本女子大学 (名誉教授) 小舘香椎子 先生
東京大学 近藤高志 先生
福井工業大学 矢部希見子 先生

審査結果発表

2023年3月以降、各申請(応募)者に直接通知します。受賞された方については、2023年6月以降、お名前と申請研究タイトル名を本ホームページに掲載し、プレス発表致します。

資生堂 女性研究者サイエンスグラント応募者の属性まとめ(第1回~15回)

応募人数の推移 Trends in number of applicants

応募人数の推移

応募者の背景 Applicant background

分野 Field

分野 Field

年齢 Age

年齢 Age

職位 Position

職位 Position

職制 Permanent / Fixed-term

職制 Permanent / Fixed-term
  • 第1回~15回応募者の属性まとめ

グラント受賞者の声

  • 氏名、所属及び職位はインタビュー時点のもの

受賞者の声(11)受賞が研究室主宰のきっかけに

私は、博士号を取得して10年で研究室を立ち上げるという目標がありました。本グラントを受賞できたことが追い風となり、その夢が叶い、大変感謝しています。准教授で研究室主宰となったので、好きな研究や教育に携われれば、教授への昇進はどちらでも良いと考えていました。ところが、准教授では、博士課程の学生の副指導教官にしかなれず、学生の博士論文の指導教官には私の名前が記載されなかったのです。この経験から、教授にならないと、自分の研究のアイデンティティを保つことができないと痛感し、それからは、教授を目指しました。このままで十分ハッピーなら、あえてトップへの道を踏みとどまると言う人もいると思いますが、それでは、自分から低い評価に甘んじてしまっているのです。それに気づき、どうか、一歩踏み出してみてください。エールを送ります。目の前の霧が晴れ、本当の「自信」と「自由」を手に入れることが出来るはずです。

宮本悦子 先生

第3回受賞者 宮本悦子 先生
(株式会社FuturedMe 代表取締役CEO 兼、東京理科大学 薬学部 客員教授)

受賞者の声(10)スタートアップの励みに

本グラント受賞時は、主に研究活動に集中することができていた大学院生から、現職に就き、様々な業務と研究活動を両立させなければいけない立場となったタイミングでした。新天地では、自身で研究環境や必要な物品を調達する必要がありました。また、所属する専攻が医療従事者養成校としての役割を担っているため、学生指導のやりがいがとても大きい反面、研究との両立が難しい現状もありました。そんな中で本グラントをいただけたことは、新天地での自身の活動に必要な環境を整える上で、とても励みになりました。本グラントは、助成金の使途が幅広いという点や、歴代受賞者の諸先輩方との交流の場も設けていただけるという点でも大変ありがたかったです。今後もいただいた機会に感謝しながら頑張っていきたいと思います。

森野佐芳梨 先生

第12回受賞者 森野佐芳梨 先生
(大阪府立大学 総合リハビリテーション学研究科 助教)

受賞者の声(9)海鳥研究者兼母親として

資生堂 女性研究者サイエンスグラントを受賞できたことで、自分に居場所を与えていただいたような安心感と少し自信が持てました。私の研究は無人島などへ行き海鳥の行動や生態を明らかにすることですが、受賞を機により積極的に研究活動やアウトリーチ活動を行えるようになりました。
日本のサンプルのみならず、海外(アラスカ)でサンプルを集め分析することができ、さらにこれをきっかけとして新たな国際共同研究も構築できました。現在2歳の子供の子育て中でもあり子育てと研究の両立はたいへんですが、それを支えてくれる応援してくれる人や社会に感謝をしながら、海鳥研究者兼母親として どちらも頑張っていきたいと思います。

庄子晶子 先生

第10回受賞者 庄子晶子 先生
(北海道大学大学院 水産科学研究院 研究員)

受賞者の声(8) 「自分もやるぞ」というスイッチになれば

助成金は人件費にも充てられることがありがたかったです。私の場合は「この実験もやりたい、あの測定もやりたい」と結局のところほとんど試薬の購入となってしまいましたが・・・。
助成を受けて行った研究の成果は、先日ある科学技術雑誌に掲載されました。思えば育休明け特有のジレンマの中で実験を行いつつ、査読者との手ごたえのあるやり取りに四苦八苦していました。しかし一方で アイデアを形にして評価を受ける機会があった有難いこととも思えました。論文中Acknowledgments の冒頭は本助成への謝辞を述べさせていただきました。産休育休を挟みながらもこのテーマを続行させて頂けたことに深く感謝しています。
今後私の受賞がどなたかの「自分もやるぞ」というスイッチになれば、これ以上の喜びはありません。

宇田亮子 先生

第9回受賞者 宇田亮子 先生
(奈良工業高等専門学校 物質化学工学科 准教授)

受賞者の声(7) 仕事と家庭、その葛藤とは・・・?

学生の時から実験が大好き。今も新しいアイディアが思いついたら夜遅くまででも実験したいところなのですが、現実は育児のため時間的に思い通りにいかないこともあります。子供を産んでからというもの、“研究者”と“お母さん”という2つの役割においてどちらも最善を尽くさないといけないのに自分はちゃんとできているだろうか・・・と圧迫感を感じることがありました。そんな時に本グラントを受賞し、研究者としての可能性を認めてもらっていると大きな自信につながり、自分の中での変化を感じています。家族のことを考えるといつも忙しくて『ごめんなさい』という気持ちにもなりますが、一緒に過ごす時間の質を充実させようと頑張っています。先日3年ぶりに韓国化学会へ行ってきました。前回は1人で行ってきましたが、助成金を活用し現在指導している2人の大学院生とともに参加することができました。日本で活躍する女性研究者として研究成果を発信できただけでなく、学生にもよい機会となりました。資生堂 女性研究者サイエンスグラントに感謝の気持ちを申し上げます。

朴昭映 先生

第10回受賞者 朴昭映 先生
(京都大学大学院 理学研究科 化学専攻 助教)

受賞者の声(6) 子育てをしながらポスドク(博士研究員)から教授へ

受賞した当時はポスドクでしたが、その後いただいた助成金を使って研究も進み、パーマネントポジションを得ることができました。さらに次のポジションや助成金獲得などにも繋がり研究が大きく発展しました。またこの受賞を機に、分野の異なる女性研究者とのつながりができたことも個人的にはとても嬉しく思っています。
当時は子供が小さく、国内で日帰りできるところ以外は国際会議も子連れで参加していました。学会保育室の設置もまだ一部の学会でしかなく、受付の学生さんに子供をみてもらっている間に発表したこともあります。子連れの出張は、自分の研究のことだけでなく子供の体調にも気を使わないといけないので、終わるまで気が抜けず大変でした。
現在はPIとして研究室の学生の指導を行いながら研究を進めています。学会は国内外を問わず発表しており、できるだけ学生さんも一緒に連れて行くようにしています。研究室運営の難しさを感じつつ、研究室の学生さんと毎日楽しく研究しています。また子供も大学生になり、帰宅時間や出張をあまり気にせず研究に打ち込むことができるようになりましたが、やり過ぎて体調を崩さないように注意しています。子育ての期間は終わってみるとあっという間でした。先輩方が「子育てを経験したら時間の使い方が上手くなるよ」と仰っていましたが、余裕のない綱渡りの日々によって私も少しは鍛えられたように思います。

佐藤春実 先生

第2回受賞者 佐藤春実 先生
(神戸大学大学院 人間発達環境学研究科 教授)

受賞者の声(5) 「大きな励みに」

大学院の博士後期課程在学中に2人の子供を産んだため、私の研究はいつも子育てと並行しています。時間的なハンディがあるため、自信を喪失したこともありました。でも、研究は楽しいし、家族はいとおしい。色々な経験をするからこそ、イノベーションを創出できると信じて突き進んできました。今回の受賞は、私の研究者としての生き方を評価してもらえたようで、大きな励みになりました。今後も気持ちを強く持って頑張っていこうと思います。

服部梓 先生

第7回受賞者 服部梓 先生
(大阪大学 産業科学研究所 助教)

受賞者の声(4) 「社会に還元していくことが責務」

指導的研究者を目指す女性を支援する研究助成という、すばらしい賞に選んでいただき、大変光栄に思います。受賞は自宅で知り、思わず子どもたちに、「がんばったから、ご褒美もらえることになったよ。いつも応援してくれてありがとう」と伝え、一緒に飛び跳ねて喜びを分かち合いました。今は、この賞に見合った研究者になりたいと強く思っています。今回受賞できたのは、私たちの取り組む疫学研究に理解を示し、調査に参加してくださった佐賀市の12,000人の皆様、調査に携わるスタッフ全員のおかげです。期待に応える成果をあげ、社会に還元していくことが責務と考えています。

原めぐみ 先生

第7回受賞者 原めぐみ 先生
(佐賀大学 医学部医学科社会医学講座 講師)

 

受賞者の声(3) 「新テーマ挑戦のきっかけに」

さきがけ”研究終了後の新テーマを模索していた時期に、この資生堂サイエンスグラントを申請しました。“さきがけ”ではフェムト秒レーザー分光により有機反応機構を解析してきましたが、超高速分光を機能性材料開発に応用できればと考え、本グラントの受賞をきっかけに金属錯体の光特性解析につながる項間交差の光計測に挑戦しました。今までとは違う分野で、十分な結果が得られる見通しもなかなかたたず、試行錯誤の1年間でした。しかし、この錯体のテーマは次の新たな助成金へと繋がりました。さらに、反応機構解析にも新たな視点を加味するきっかけとなり、結果として文部科学大臣表彰若手科学者賞を受賞することができました。この資生堂サイエンスグラントは、新たなテーマに挑戦し、次のステップに飛び出すチャンスを私に与えてくれました。

岩倉いずみ 先生

第5回受賞者 岩倉いずみ 先生
(神奈川大学 工学部 反応機構解析研究室 准教授)

受賞者の声(2) 「受賞が新たな共同研究のきっかけに」

助教として新天地へ赴任し研究を再スタートさせた直後に資生堂 女性研究者サイエンスグラントを受賞できたことは、金銭的かつ精神的に大きな支えとなりました。本グラントの研究会では、以前このグラントを受賞した異分野の研究者と交流を深め、そのご縁で新たな共同研究を始めることも出来ました。これは、本グラントが「指導的研究者を目指す貴女を支援する」という理念に基づき、活発な交流の場を設けて下さったおかげです。今後研究を続けて行くうえで困難な事が生じても、それを解決するための心持ちと豊かな人脈を与えてくれる本グラントは貴重です。多くの女性研究者の方々に応募して頂ければと思います。

柳澤実穂 先生

第5回受賞者 柳澤実穂 先生
(東京農工大学 工学研究院(テニュアトラック推進機構)テニュアトラック特任准教授)

受賞者の声(1) 「研究を続ける上での心の支えに」

資生堂 女性研究者サイエンスグラントの申請書を書いていたのは、まだ次の職が見つかっていない学振PD3年目の秋のことでした。学位取得後、多くの方は任期制の研究員として各地を転々としながら業績を出し続けなければなりません。それと同時に、様々なライフイベントの決断も迫られる、楽しくも悩みの多い時期を迎えます。私も研究者として先の見えないなかで資生堂グラントに応募し、受賞とほぼ同時期に現職への異動が決まりました。このグラントは研究室の立ち上げに際し、研究費としてのみならず、精神面でも大きな支えとなりました。私と同じように、悩みや不安を抱えながらも研究者としての道を強く志す方々に、是非奮ってご応募いただければと思います。

  • 日本学術振興会特別研究員のこと。採用期間3年間の任期制研究職。
安田(渡辺)仁奈 先生

第4回受賞者 安田(渡辺)仁奈 先生
(宮崎大学テニュアトラック推進機構 准教授)

グラント受賞者その後の活躍インタビュー

  • 氏名、所属及び職位はインタビュー時点のもの

インタビュー(5)発生時の細胞のふるまいは、美しさと不思議に満ちている

第13回受賞者 森田 梨津子 先生(理化学研究所 生命機能科学研究センター 上級研究員)

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インタビュー(4)プラスチックゴミの問題から海鳥の生態研究に

第10回受賞者 庄子 晶子 先生(筑波大学 生命環境系 准教授)

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インタビュー(3)サンゴ礁で繰り広げられる生き物たちの生存戦略を解き明かしたい

第4回受賞者 安田仁奈 先生(宮崎大学 農学部 海洋生物研究学科 准教授)

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インタビュー(2)「地球のお医者さん」になる道を探して

第11回受賞者 丸山美帆子 先生(大阪大学 高等共創研究院 准教授)

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インタビュー(1)出会いに導かれ、気がついたら糖鎖の研究者に

第3回受賞者 柿崎育子 先生(弘前大学大学院医学研究科 附属高度先進医学研究センター 糖鎖工学講座 准教授)

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NPO法人ミラツクと資生堂との共同企画で実施している受賞者へのインタビュー記事です。

※ミラツクWEBサイト

応募に関するお問い合わせ先

資生堂 女性研究者サイエンスグラント事務局

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