リサーチグラント
「JSID's Fellowship Shiseido Research Grant」は、日本研究皮膚科学会(JSID)と(株)資生堂が互いに協力し、皮膚科学研究の推進を目的として、独創性豊かで前途有望な国内の研究者を積極的に育成するために1998年に設立したものです。 受賞者には研究助成金が授与され、その費用は全て(株)資生堂が拠出します。
2024年は2名に研究助成金各100万円を助成します。
応募資格、研究分野は以下の通りです。
日本研究皮膚科学会に所属する会員であり、下記の研究分野に関わる研究者で、直接の指導者あるいは日本研究皮膚科学会の会員に推薦を受けた者。
スキン・エイジング分野
ケラチノサイト・バイオロジー分野
ピグメントセル・バイオロジー分野
ヘアバイオロジー分野
コスメシューティカル分野
その他、以上の分野の基礎となる研究分野(免疫学など)
2024年6月30日(日)
年度 | 氏名 | 所属 | 研究課題 |
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2023 | 江川 形平 | 京都大学 | 遺伝子改変モデルマウスを用いた皮膚におけるゲノム相同性組換えの頻度解析 |
高橋 岳浩 | 東北大学 | 表皮角化細胞および皮膚線維芽細胞における刺激応答の性差とその分子機序の解明 |
年度 | 氏名 | 所属 | 研究課題 | 研究者紹介 |
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2022 | 澤田 雄宇 | 産業医科大学 | エピジェネティクス修飾によるSTINGを介した癌治療戦略 | [PDF:400KB] |
柳 輝樹 | 北海道大学 | 既存薬および核酸医薬スクリーニングによる血管肉腫に対する新規治療法開発 | ||
2021 | 難波 大輔 | 東京大学 | 表皮幹細胞機能に着目した加齢に伴う皮膚創傷治癒能低下機構の解明 | [PDF:1.00MB] |
廣保 翔 | 大阪市立大学 | 類天疱瘡の痒みにおけるプロテアーゼの役割解明 | ||
2020 | 岩田 浩明 | 北海道大学 | 培養ケラチノサイトを用いた重層扁平上皮におけるタイトジャンクション形成・維持のメカニズム解明 | [PDF:739KB] |
柴田 彩 | 東京大学 | 表皮可塑性を担うエピジェネティクス制御に着目したアトピー性皮膚炎の病態解明 | ||
2019 | 大塚 篤司 | 京都大学 | 皮膚アレルギー疾患におけるシュワン細胞の病態関与 | [PDF:321KB] |
武市 拓也 | 名古屋大学 | 自己炎症性角化症の病態解明と治療法の確立 | [PDF:354KB] | |
2018 | 住田 隼一 | 東京大学 | 皮膚免疫疾患に関わる新規脂質代謝関連分子の探索と機能解析 | [PDF:317KB] |
氏家 英之 | 北海道大学 | 自己免疫性水疱症における自己抗体産生機序の解明 | [PDF:323KB] | |
2017 | 高橋 勇人 | 慶應義塾大学 | ヘルパーT 細胞におけるコレステロール25-水酸化酵素の発現機構と生体内機能の解析 | [PDF:861KB] |
渡辺 玲 | 筑波大学 | ヒト皮膚T細胞の加齢に伴う変化 | ||
2016 | 並木 剛 | 東京医科歯科大学 | アポトーシス誘導による悪性黒色腫新規治療法の開発 | [PDF:515KB] |
茂木 精一郎 | 群馬大学 | 糖尿病性潰瘍に対する新たな治療法の開発 | ||
2015 | 夏賀 健 | 北海道大学 | 基底膜蛋白による皮膚抗老化の分子メカニズムの解明 | [PDF:2.40MB] |
吉崎 歩 | 東京大学 | 全身性強皮症における酸化ストレスに対する生体外誘導性制御性B細胞の役割 | ||
2014 | 乃村 俊史 | 北海道大学 | ノンコーディングRNAによる角化制御機構の解明 | [PDF:2.33MB] |
本田 哲也 | 京都大学 | 抗炎症性脂質メディエーターResolvin E1の皮膚免疫制御メカニズムの解析 | ||
2013 | 大日 輝記 | 京都大学 | 表皮の分化と重層化を制御する上位シグナルの解明 | [PDF:2.35MB] |
山上 淳 | 慶應義塾大学 | 天疱瘡における自己反応性B細胞の活性化機構の解明 | ||
2012 | 永尾 圭介 | 慶應義塾大学 | 樹状細胞と毛嚢免疫を軸とした皮膚免疫の制御 | [PDF:895KB] |
峠岡 理沙 | 京都府立医科大学 | 血小板により誘導される炎症の制御機構の解明とそれに基づく新規治療法の開発 | ||
2011 | 菅谷 誠 | 東京大学 | リンパ管機能不全が皮膚免疫に与える影響 | ー |
西江 渉 | 北海道大学 | 表皮角化細胞遊走におけるXVⅡ型コラーゲンの生理機能の解明 | ||
2010 | 浅野 善英 | 東京大学 | 皮膚血管老化モデルマウスにおける創傷治癒異常についての検討 | ー |
久保 亮治 | 慶應義塾大学 | 皮膚タイトジャンクションバリア機能評価方法の開発と毛囊脂腺系のバリア解析 | ||
2009 | 神人 正寿 | 熊本大学 | 老人性血管腫におけるエピジェネティクスの関与の検討 | ー |
有田 賢 | 北海道大学 | ミシェランタイヤ児症候群の責任遺伝子の解明 | ||
2008 | 大山 学 | 慶應義塾大学 | ヒト毛乳頭細胞の毛誘導能規定因子と細胞表面マーカーの同定 | ー |
平川 聡史 | 愛媛大学 | 新規血管新生因子AGFトランスジェニックマウスを用いた皮膚光老化の研究 | ||
2007 | 阿部 理一郎 | 北海道大学 | 骨髄由来表皮細胞を用いた構造タンパク欠損症に対する治療法の検討 | ー |
天羽 康之 | 北里大学 | ヒト頭部皮膚由来毛包幹細胞の分離培養と末梢神経、脊髄損傷部の再生 | ||
2006 | 松江 弘之 | 山梨大学 | 樹状細胞間のギャップ結合阻害によるT細胞活性化の抑制 | ー |
小宮根 真弓 | 東京大学 | 表皮細胞に対する機械的刺激の作用 | ||
2005 | 中村 元信 | 群馬大学 | ES細胞由来毛包の再生技術の開発 | ー |
奥山 隆平 | 東北大学 | p53類似遺伝子、p51/p63による表皮細胞の増殖分化制御機構の解析 | ||
2004 | 神田 奈緒子 | 帝京大学 | 17β-Estradiol Stimulates the Growth of Human Keratinocytes by Inducing Cyclin D2 Expression | ー |
清水 忠道 | 北海道大学 | 炎症性サイトカインによる光老化の発症機序の解明 | ||
2003 | 乾 重樹 | 大阪大学 | 男性型脱毛におけるTGF-β1の発現と活性の調節機構 | ー |
鈴木 民夫 | 名古屋大学 | 遺伝性色素異常症の病因遺伝子とその機能の解明 |
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