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日本のジェンダー課題解決へ向けた
30% Club Japanの取り組みと女性活躍支援

資生堂は性別を問わず、すべての人が活躍できる社会に向けて、社内外で女性活躍支援・ジェンダー平等の取り組みを推進しています。

資生堂社内における女性活躍支援の取り組み

当社では社員の個の力を発揮し成果を上げ続ける組織風土づくりのために女性活躍支援を重要な経営戦略のひとつと位置づけ、女性の管理職任用と人材育成強化を積極的に推進しています。
取締役会での女性比率は46.2%(2020年3月時点)、日本国内の女性管理職比率は33.1%(2020年1月時点)となっており、2020年末までに女性管理職比率40%達成を目指しています。女性活躍支援の一環として2017年より女性リーダー育成塾“Next Leadership Session for Women”を開催しています。上級管理職を志す女性社員に対し、一般的なマネジメント研修とは異なった、女性リーダー特有の悩みや課題に焦点を当てた研修を行っています。その他にも女性活躍の壁である長時間労働の是正と、社員のワーク・ライフ・バランス実現の観点から、働き方の見直しを行うなどさまざまな取り組みを推進しています。

女性リーダー育成塾

女性リーダー育成塾の様子

女性リーダー育成塾

企業の意思決定機関における健全なジェンダーバランスを目指す30% Club Japanへの参画

世界経済フォーラムが毎年発表する各国の男女格差を測る「ジェンダー・ギャップ指数」2019年版において日本は153か国中121位でした。資生堂は女性活躍を推進してきたリーディングカンパニーとして、日本社会全体のジェンダーギャップの解消も当社の使命と考え活動を広げています。

2019年5月には日本企業の役員に占める女性比率の向上を目指す「30% Club Japan」が活動を開始しました。初代会長に代表取締役 社長 兼 CEOの魚谷雅彦が就任し、「日本のジェンダーギャップ指数が121位である現状を受け止め、日本企業が中心となり社会全体の変革を促す」という強いメッセージを発信しました。
同年末にはTOPIX 100、TOPIX Mid 400等のメンバーから成るコミュニティ「TOPIX社長会」を立ち上げ、女性の活躍を阻む本質的な課題について議論を開始しました。課題の解決につながるアクションを進めながら、女性の経営参画のスピードアップを推進します。
資生堂は今後も企業の枠を超えてジェンダーギャップ解消に貢献していきます。

30%Club

30%club

「30% Club Japan」ローンチイベントの様子

若年層を対象としたジェンダー平等啓発の取り組み

2017年より国連女性機関(以下UN Women)と連携し、ジェンダー課題が根強く残る日本社会において、これからの未来を担う若年層を対象とした「ジェンダー平等啓発プログラム」を実施してきました。これは身近なジェンダー課題を学び、議論し、解決策を社会に提言するプログラムです。
毎年、ワークショップに参加した学校から代表校を選出し東京にある国連大学にてジェンダー課題の解決策を提言するイベントを実施しました。
2019年は日本全国41校、約900人の学生がワークショップに参加しました。 第3回目となるイベントでは「SDGsの課題をジェンダー平等の観点から考える」をテーマとして、日本全国から選ばれた代表校8校が登壇し、ジェンダー課題の問題提起から解決策、そして自分達ができることを発表しました。
2017年からの3年間で全国74校がワークショップに参加し、イベントへの一般の参加者も含め2,405人にジェンダー平等啓発を行いました。

  • UN Women共催の「ジェンダー平等啓発プログラム」は3年の契約満了にともない、2020年3月末をもち終了しました。

ジェンダー平等WS

参加した高校生たち

ジェンダー平等WS

発表の様子

女性研究者支援の取り組み

資生堂では優秀な女性研究者の研究活動を支援し、指導的女性研究者の育成に貢献することを目的に2007年より助成制度「資生堂女性研究者サイエンスグラント」を運営しています。2019年は10名の女性研究者を表彰し各100万円の研究助成金を贈呈しました。この助成金は、研究を推進する目的であれば女性のライフイベント(出産や育児)のサポートにも活用できる柔軟さが特長です。
これまで119名の研究者を支援し、2018年までの受賞者のうち約40%以上が受賞後に昇進をしています。資生堂は今後も女性科学者を支援することにより、化粧品領域に留まらず科学技術全体のイノベーションに貢献していきます。

資生堂女性研究者サイエンスグラント
「資生堂女性研究者サイエンスグラント」授賞式

子育て支援の取り組み

資生堂では、社員への「仕事」と「育児」両立支援にとどまらず、育児期のファミリーの多様な悩みについて社会全体で共有し応えるための取り組みを推進しています。

「企業が連携して子育て環境を改善していく」という考えに基づき、事業所内保育所として、2003年に「カンガルーム汐留」、2017年に「カンガルーム掛川」を開設しました。近隣企業や近隣住民の方へも定員枠の一部を開放しています。当施設により「いつでも安心して復職することができる」「子どもが近くにいる安心感」「迎え時間が不要なため、仕事に集中できる」など、働き方の意識改革やワーク・ライフ・バランスの実現に大きく貢献しています。

カンガルーム

事業所内保育施設「カンガルーム汐留」

そして、2017年には企業が持つ事業所内保育所の運営受託を柱にした「KODOMOLOGY株式会社」を設立し、保育事業をスタートさせました。カンガルーム汐留、カンガルーム掛川の運営実施に加えて、他企業の事業所内保育所の設立支援、運営も受託しています。2019年からは、共働きを含む子育て中の社員に向けたワークショップの開催や、化粧品事業で培ってきた企業資産を活用したあそびプログラムの開発も始めました。これらの活動を通じて、こどもを真ん中にして誰もが健やかに成長できるサステナブルな社会の実現に取り組んでいきます。

社員に向けたワークショップの様子

社員に向けたワークショップの様子
KODOMOLOGYのコーポレートサイトはこちら

女性アスリート支援の取り組み

当社は40年前から資生堂ランニングクラブを組織しプロとして活躍できる女性アスリートを育成しています。資生堂ランニングクラブでは「強く・速く・美しく」をスローガンとし、女性アスリートの支援を通じ、“自己に克つ強さ”“早く走る能力や技術”のみならず、“おもてなしの心”を育成し、心・技・体 三拍子整った“資生堂ならではの健康美”を提唱しています。
クラブに所属する選手を育成するとともに、社会貢献活動として、「社外ランニング教室・講演会」「地域ランニングイベントへの参加」を積極的に推進し、子どもから高齢者までの一般市民ランナーに“走ることの楽しさ”や“健康増進効果”をお伝えしています。

ランニングクラブ

地域ランニングイベントの様子
資生堂ランニングクラブのサイトはこちら