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過去の展覧会 2013年

京都艶艶 京都と現代工藝展と資生堂

2013年10月5日(土)― 12月15日(日)

「現代工藝展」は、資生堂が1975年から1995年にかけて開催したグループ展です。
創設当初のメンバーは、八木一夫、清水卯一、加守田章二(陶芸)、赤地友哉、田口善國、増村益城(漆芸)、染川鐵之助(金工)、飯塚小玕齋(竹工)、岩田久利(ガラス工芸)の9名。50代を中心に所属団体や分野、表現様式にとらわれることなく結成された、当時としては画期的な展覧会でした。
この「現代工藝展」のメンバーから、京都にゆかりのある作家を選び、展覧会を開催しました。出品作家は、「紬織」の人間国宝・志村ふくみ、「鉄釉陶器」の人間国宝・清水卯一、抽象陶芸の草分けとして活躍した八木一夫と鈴木治、造形物としての普遍的な美を焼き物で追究した加守田章二、「色絵」の人間国宝・藤本能道の6名。これら作家の代表作を含む、約40点を展覧しました。

夏に探す 絵画の中に、彫刻の中に 資生堂アートハウスのコレクション展 1990年代以降の美術

2013年7月2日(火)― 9月23日(月)

資生堂ギャラリーで1947年から始まった「椿会美術展」。資生堂の社章である椿の花から名前を採ったこの展覧会は、時代を象徴する作家に資生堂が依頼し、会派や年齢の区別なく結成されたグループ展です。本年発足した「第七次椿会」まで、メンバーを替えながら継続しています。今回は、第四次から第六次の椿会出品作を中心に、1990年代以降に資生堂が後援してきた作家の作品を展覧しました。

「花咲く春の展覧会 資生堂アートハウスの日本画・洋画・工芸・詩歌とともに」

2013年3月30日(土)― 6月23日(日)

銀収蔵品の中から春にちなんだ作品を選び、日本画、洋画、工芸、古美術を取り混ぜた展覧会を開催しました。
本展では絵画のみならず、幅広く工芸品からも春を思わせる作品を選び、また春をうたった詩歌とともに、明るく、心踊るような展示空間をつくりました。

「版画・パステル・水彩 資生堂アートハウスのコレクションから」

2013年1月16日(水)―3月24日(日)

水彩やパステル、銅版画や木版画など、さまざまな技法や描画材を用いて紙に表現された絵画による展覧会を開催しました。
出品作家は、昭和期の具象画壇を代表する小磯良平や林 武、上村松篁などをはじめ、小村雪岱、加山又造などの日本画家、舟越 桂や辰野登恵子などの現代美術家、また、マリー・ローランサンやパブロ・ピカソなどの海外作家を含めた18名。出品点数は40点。版画やドローイング(線描または、木炭、ペン、水彩などによる絵画)は、油彩や日本画などと比較して簡便な絵画技法として受け取られることもありますが、それぞれの作品が独自の魅力に満ちた表現世界を創りあげる展覧会となりました。