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過去の展覧会 2002年

「現代陶芸のわざと美 ―名匠6人展」

2002年9月19日(木)― 12月24日(火)

現代陶芸史を飾る6人の作家による展覧会を開催。田村耕一(たむら・こういち)は「鉄絵」(てつえ)、清水卯一(しみず・ういち)は「鉄釉陶器」(てつゆうとうき)、松井康成(まつい・こうせい)は「練上手」(ねりあげで)、鈴木蔵(すずき・おさむ)は「志野」(しの)の技法でそれぞれ人間国宝に認定されています。八木一夫(やぎ・かずお)は前衛陶芸の旗手として活躍し、加守田章二(かもだ・しょうじ)は49歳の若さで没した天才陶芸家として知られています。
さまざまな才能による全27点を一堂に紹介しました。

「藤本能道、十三代今泉今右衛門展 ―人間国宝による色絵磁器」

2002年6月6日(木)― 9月16日(月)

二人の重要無形文化財保持者(人間国宝)による色絵磁器の展覧会です。写実的な描法による絵付けで色絵磁器の世界に新たな表現をもたらした藤本能道(ふじもと・よしみち 1919 - 1992)と、色鍋島に「吹墨」や「薄墨」の技法を導入した十三代今泉今右衛門(じゅうさんだい いまいずみ・いまえもん 1926 - 2001)の作品を計18点展示しました。

「岩田藤七・岩田久利 ガラス工芸展」

2002年2月14日(木)― 5月6日(月)

わが国における近代ガラス工芸の開拓者であり、指導者でもあった岩田藤七(いわた とうしち 1893〜1980)と、その長男で同じくガラス工芸家の岩田久利(いわた ひさとし 1925〜1994)の作品による展覧会。藤七14点、久利24点の作品を展示し、華麗な宙吹きガラスの世界を紹介しました。

「版画・水彩・デッサン 資生堂アートハウスのコレクションから」

2002年1月8日(火)― 2002年2月11日(月)

収蔵美術品のなかから版画、水彩、パステル、ペン画、チョーク・デッサンなど、さまざまな技法を用いて紙に表現された作品37点を展示。出品の版画やドローイングは簡便な技法と受け取られがちですが、その表現は多彩で独自の完成された世界を構築しています。本展でその魅力の一端を紹介しました。