「資生堂コレクション名品展」前期 日本画・現代美術・陶芸・硝子工芸
2008年10月1日(水)― 12月21日(日)
資生堂アートハウスは1978年11月静岡県掛川市に開館し、本年で30年を迎えました。以来、地域における美術館として、これまでに70回を越える展覧会を開催してまいりました。
この記念展では、これまでお客様からご好評を博した作品をできる限り多く取り上げながら、資生堂が1947年から断続的に開催している「椿会美術展」(第一次から第四次)と、「現代工藝展」(1975-1995)への出品作を中心に、前期、後期の会期を通じて、日本画、洋画、現代美術、工芸を併せた約130点を展覧しました。
企業がお客様とのより良き関係を培っていくうえで何ができるのか、30年にわたる美術品の公開はそのような問いかけへの資生堂の一つの回答でした。「コレクションは人なり」と言われますが、企業のコレクションもそれと同じく企業の顔を表します。化粧品とはまた違った別の形で資生堂の美意識を体現する企画展となりました。