「館蔵日本画銘品展」
2005年10月6日(木)― 12月4日(日)
収蔵品の中から選んだ日本画による展覧会を開催。
日本画とは、明治以降にもたらされた西洋絵画との対比のために作られた名称で、多様な技法や様式が見られますが、細かく砕いた顔料を膠(にかわ)で溶き、絵具として用いる点が特徴です。
この展覧会では、日本画の世界において独自の表現をつくりあげた12名の作家を取りあげました。奥村土牛、髙山辰雄、岩橋英遠など、資生堂が主催した「第3次椿会美術展」(1974-90)のメンバーの作品に加え、花鳥画家として著名な金島桂華、女性像で一時代を築いた伊東深水らによる27点を展示。風景画、花鳥画、人物画などさまざまな作品がそろいました。