財務資本
・キャッシュフローマネジメントをベースとした投資原資(マーケティング、研究開発、設備、デジタル関連など)
・充実した資金調達環境(信用格付けAランク以上)
製造資本
・「グローバルイノベーションセンター」を中核とする8拠点のグローバル研究開発体制
・世界13カ所の生産拠点での安定性とアジリティ(敏捷性)を兼ね備えた生産体制
知的資本
・100年以上の知見と皮膚科学や感性研究に代表される優位性ある研究領域・基盤
・生活者インサイトとサイエンスを重視したビューティーイノベーションの知見・実績
・お客さまとの信頼によって築いたブランド価値
人的資本
・約4.2万人、約100の国籍の多様性にあふれた社員
・THE SHISEIDO PHILOSOPHY の理解・定着
・「美」の創出とイノベーションを生み出す組織風土
自然資本
・各種原料の使用(パーム油、水、紙、プラスチックなど)
・エネルギーの投入(電力(再生可能エネルギー含む)、ガス、燃料、蒸気など)
社会・関係資本
・サステナブルなバリューチェーン
・お客さまをはじめとするステークホルダーとの多様なエンゲージメント機会・基盤
・社会からの信頼を得ている企業ブランド
For People
生涯を通じて、健やかな美を提供し、
自分らしい人生を支援
For Society
個々人が尊重され、誰もが活躍できる
社会の実現
For the Planet
人と共生し、持続的に美を楽しめる
地球環境への貢献
資生堂は、「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD(美の力でよりよい世界を)」という企業使命を掲げ、「美」の力を通じて、「人々が幸福を実感できる」サステナブルな社会を実現していきたいと考えています。
資生堂はイノベーションを起こし続けることで、ステークホルダーとともにビューティービジネスを通じた社会課題の解決に取り組んでいきます。
企業使命の実現に向けては、「世界で勝てる日本発のグローバルビューティーカンパニー」を目指し、大きく変容する外部環境を踏まえ、中長期経営戦略「WIN 2023 and Beyond」を策定しました。未来にわたって価値創造を続けられる企業となるべく、事業ポートフォリオの再構築、収益性改善、DXなどの抜本的な改革を進めることとしており、スピーディーで統合的なマネジメントが不可欠となっています。
こうした価値創造への戦略を推進していく源泉となるのが、資生堂が培ってきた資本であり、資生堂ならではの価値創造ドライバーです。150年の歴史(ヘリテージ)を通じ、強みとして確立した「OUR DNA」や仕事をする上での心構えである「OUR PRINCIPLES」のもと、進化を続けてきました。今後の価値創造においては、変革し続けることが必要であり、「多様なプロフェッショナル人財」や「ビューティーイノベーション」をはじめ、中期経営戦略「WIN 2023」の推進ともあわせて大きく進化させていきます。