日本事業

日本市場No.1の
実現を目指して

2018年 実績

[売上高]
[営業利益]
[営業利益率]
[売上高][営業利益][営業利益率]

2018年の振り返り

日本は化粧品市場の年間成長率が+1%であったのに対し、当社の店頭売上は前年比+11%と2桁の成長を実現、大きくシェアを拡大しました。マーケティング投資を強化してきた重点ブランドの売上が継続して拡大したことに加え、日本、中国、トラベルリテールを1つのエリアとして捉えたクロスボーダーマーケティングの強化により、インバウンド需要を確実に獲得したことも貢献しました。
また、当社が強みを持つ分野として強化している「肌3分野(スキンケア、ベースメイクアップ、サンケア)」では、中心商品である美容液「アルティミューン」をリニューアルした「SHISEIDO」、化粧品・乳液が好調な「エリクシール」など、マーケティング投資を強化したブランドが、力強い成長を実現しました。

クロスボーダーマーケティング

クロスボーダーマーケティング クロスボーダーマーケティング

今後の市場環境

日本市場は訪日外国人の増加、しわ改善をはじめとする新領域の確立などにより、高・中価格市場を中心に緩やかに拡大する見込みです。

重点戦略

日本市場No.1戦略

日本市場No.1の地位を確立すべく、「SHISEIDO」や「エリクシール」などの重点ブランド、「肌3分野(スキンケア、ベースメイクアップ、サンケア)」へ、マーケティング投資を継続強化します。さらに、イノベーティブな商品を開発・導入することで、新しい市場の創造を目指します。
また、チャネルにとらわれず、消費者の行動様式や購買スタイルに合わせて、コンタクトポイントを拡大・強化し、これからの市場をけん引する若年層や団塊ジュニアの支持獲得にも注力します。特に、デジタル領域のマーケティング投資を一層強化していきます。

エリクシール
エリクシール
マキアージュ
マキアージュ
アネッサ
アネッサ

インバウンド戦略

訪日外国人の増加に伴い、引き続きインバウンド消費は拡大傾向にあります。当社は、アジア全域を一つの市場と捉えたクロスボーダーマーケティングを一層強化させることに加え、通訳者の配置や多言語でカウンセリングができるデジタルツールの活用など、引き続き店頭での訪日外国人対応を強化していきます。

訪日外国人数

訪日外国人数 訪日外国人数
2019年 売上高目標 4,800億円 前年比+6.0% 2019年 売上高目標 4,800億円 前年比+6.0%

2020年に向けた重点戦略

日本市場No.1戦略
  • 肌3分野×重点ブランドへの集中
  • コンタクトポイントの拡大・強化、
    デジタルマーケティングの強化
  • 若年層・団塊ジュニアの支持獲得
インバウンド戦略
  • クロスボーダーマーケティングの継続
  • マルチプル・タッチポイントでのブランド展開
  • 多言語対応の強化