事業戦略

アジアパシフィック事業 プレステージ・トップ3を目指し、
日本発ブランドの強化を継続 ※ 2017年 プレステージ5位(資生堂調べ)

2015–17年の振り返り

シンガポールに地域本社を設立し、現地主導のマーケティングによる日本発ブランドの強化が確実に実を結びました。長年苦戦していた韓国でも、現地に精通したマネジメントのもと、市場環境が厳しい中でも成長を実現し、黒字化しました。

売上高/営業利益推移
売上高/営業利益推移
今後の市場環境

主要エリアであるASEAN、韓国、オセアニア、台湾を中心に、市場規模は引き続き成長する見込みです。2017–20年のアジアパシフィック市場のCAGRは+7%の見通しです。

  • 注 ユーロモニター予測 2017
重点戦略

プレステージ領域では、デパート中心だった生活者との接点を多様化し、ブランドショップやEコマースなど新たなチャネルを開拓します。また、コスメティクス・パーソナルケア領域では、現地で高く評価されている日本発ブランドのポートフォリオを確立し、成長カテゴリーを強化します。さらに、大手Eコマースサイトとの協業も進めます。
 このような取り組みにより、アジアパシフィック事業の2020年の売上高は770億円、営業利益率は10%以上を目指します。

「クレ・ド・ポー ボーテ」のブランドショップ
「クレ・ド・ポー ボーテ」のブランドショップ

2020年に向けた重点戦略と数値目標

  • オムニチャネルの加速によるお客さまとの接点拡大
  • コスメティクス・パーソナルケアの
    ブランドポートフォリオ確立
  • Eコマースの成長加速
売上高