日本事業

安定した収益力により
グループをけん引

2019年 実績

売上高 売上高
営業利益 営業利益
営業利益率 営業利益率

2019年の振り返り

日本の化粧品市場は、消費増税の影響やインバウンド需要の成長鈍化により、1%程度の成長にとどまりました。こうした外部要因の影響がある中、当社の日本事業の売上高も事業撤退の影響を除く実質前年比は+0.7%と市場と同程度の成長率となりました。
重点戦略として、当社が強みを持つスキンケア、ベースメイク、サンケアの「肌3分野」に注力しました。「SHISEIDO」では、美容液「アルティミューン」やファンデーションが好調に推移し、売上高が大きく伸長しました。また、素肌まできれいにする薬用スキンケア効果と美しい仕上がりを両立させる「薬用ケアハイブリッドファンデ」を発売した「HAKU」や「dプログラム」が好調でした。

SHISEIDO
SHISEIDO
HAKU
HAKU

重点戦略

日本発のグローバルビューティーカンパニーとして、日本事業をさらに安定的な収益性が確保できる体制にしていきます。日本を起点とした新しい価値開発やイノベーションを世界に展開する上で、日本のお客さまの価値観や購買行動の変化を確実に捉え、改めて日本事業の再強化を図ります。

日本事業の収益性を高め、安定的に向上することを目指し、本社と日本事業がより連携して改革を進めることができるよう、経営体制・組織を強化します。24,000人以上の社員がお客さまとのかかわりの中で感じた課題や改善のためのヒントを、よりスピーディーに経営に活かせるような体制を構築し、徹底した生活者・お客さま志向の事業を展開していきます。