外部からの評価
資生堂は、世界各国のSRI(Socially Responsible Investment)評価機関から高い評価を得ており、国内外において倫理・環境・雇用・安全などに配慮した社会的信頼度の高い企業を集めたSRIインデックスの構成銘柄に選定されています。
グローバル
Dow Jones Sustainability World Index (DJSI World)
Dow Jones Sustainability Asia Pacific Index (DJSI Asia Pacific)
S&P Dow Jones Indices社とRobecoSAM社が共同開発したインデックスで、経済・環境・社会の3つの側面から持続可能性に優れた企業を選定するものです。企業の社会的責任に関心を寄せる投資家の意思決定にとって、重要な指標の1つとなっています。
FTSE4Good Index Series
英国のFTSE Russellが作成しているSRIインデックスで、代表的なESGレーティングの1つとして投資家に活用されており、環境・社会・ガバナンスのグローバル・スタンダードを満たす企業への投資を促進するようデザインされたインデックスシリーズです。
CDP
CDPは2000年に英国で設立され、投資家、企業、国家、地域、都市が自らの環境影響を管理するための世界的な情報開示システムを運営している非政府組織(NGO)です。企業や自治体に環境への影響やリスク等に関するデータの開示を要請し、環境対策を促すことを主な活動としています。
2022年は、過去最高の約18,700社の企業が調査に応じ、資生堂は気候変動に関する調査において最高評価にあたる「Aリスト企業」に選定されました。
国内
FTSE Blossom Japan Index
英国のFTSE Russell社が開発したインデックスで、ESGへの対応力が優れた日本企業を選定するものです。インダストリー・ニュートラルとなるよう設計されています。
2017年新設当初から継続選定されています。
FTSE Blossom Japan Sector Relative Index
英国のFTSE Russellにより2022年3月に新たに開発されたインデックスで、各セクターにおいて相対的に、ESGへの対応力が優れた日本企業を選定するものです。セクター・ニュートラルとなるよう設計されています。
MSCI日本株女性活躍指数 (WIN)
米国のMSCI社が開発したインデックスで、女性活躍を推進する性別多様性スコアが高い日本企業を選定するものです。
2017年新設当初から継続選定されています。
S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数
S&P Dow Jones Indices社と日本取引所グループが共同開発したもので、国内株を対象としています。炭素効率性や環境側面での情報開示に優れた企業の投資構成比率を高くするよう設計されています。
2018年の採用以来、継続選定されています。
SOMPO サステナビリティ・インデックス
SOMPO アセットマネジメント株式会社が独自に設定したインデックスで、ESG評価(環境、社会、ガバナンス)と株式価値評価(ファンダメンタルバリュー)を組み合わせて銘柄を選定するものです。
2012年新設当初から継続選定されています。