『第23回日本歯科医療管理学会関東支部学術大会（東京）』にて、「オーラルフレイルと化粧療法」について講演をしました。

9月10日（日）、飯田橋レインボーホール（新宿区）にて、『第23回日本歯科医療管理学会関東支部学術大会』が開催されました。
午後の特別講演Ⅱで、資生堂ジャパン株式会社　池山和幸氏（医学博士・介護福祉士）が、特歯科医師や歯科衛生士（約70名）を対象に「オーラルフレイルと化粧療法　～歯科医院と地域をつなぐ口腔外ケア～」について講演を行いました。

この講演では、オーラルフレイル対策として化粧療法を用いた口の外（口腔外）からのケアが有効であることを紹介しました。
また、化粧療法が、高齢者の口への意識を高めるきっかけになった事例やこれまでの研究で明らかになった要介護高齢者に対する化粧療法の口腔機能への効果を案内しました。
さらに、各地の歯科医院や自治体が化粧療法を取り入れた事例を紹介し、口腔ケアの新しいアプローチが広まりつつあることをお伝えしました。

講演内容

• オーラルフレイル対策に化粧療法
• 口の意識を高める化粧療法（口腔外ケア）
• 化粧療法が「口の機能」に及ぼす影響
• 歯科領域から社会性・心のフレイル対策

＊オーラルフレイルとは、口の機能（食べる、話す、笑う、呼吸をする、表情をつくるなど）の衰えのこと。