「化粧のちから」とSDGs
「化粧」って何だろう。
化粧品でお腹を満たすことも、
からだを温めることも
できません。
しかし、ひとは、お化粧をすることで、
自分自身と向き合うことができたり、
気持ちが華やいだりして、
自信や心の豊かさに
つながることがあります。
そして、他者を意識して、
外(社会)に出ていきたくなるかも。
誰かと心を通わせて、
明日に希望が持てることもあります。
性別、年齢、国籍、
障がいの有無などにとらわれず、すべての方に、
スキンケアやメイクアップによる
「化粧のちから」を
楽しんでいただきたい、そんな熱い想いをもって、
私たちは持続可能な開発目標(SDGs)を
支援しています。
SDGsへの
取り組み
- すべての方に、
「化粧のちから」を通じて、健やかで美しい生活を提供します - 「化粧のちから」を通じて、性別や国籍などにかかわらず、すべての方が平等に社会で活躍する機会を支援します
- 「化粧のちから」を通じて、地域コミュニティの活性化をめざし、誰もが安心して住み続けられるまちづくりに貢献します
(日本国内での取り組み)
「化粧のちから」を伝える
専門職のご紹介
資生堂は全国に「化粧のちから」を伝える
専門職を配置しています。
資生堂ソーシャルエリアリーダー
資生堂ソーシャルエリアパートナー

「誰一人取り残さない」というSDGsの理念に基づき、さまざまな方々に向けて、地域の社会課題に「化粧のちから」を通じた対応をする専門職を2022年1月、新たに配置しました。それが「資生堂ソーシャルエリアリーダー」「資生堂ソーシャルエリアパートナー」です。
私達は、セミナーやサロンにご参加いただく方々のお気持ちに寄り添いながら、受講時だけでなく、日常生活においても”化粧行為“を実践でき、自分らしさや健やかさにお役立ていただけるよう、美容のご提案を行います。
例えば…
- ご高齢の方を対象とした介護予防セミナー
- アクティブなシニア世代のQOL向上を目的としたミニサロン
- 女性活躍のための支援セミナー
- 障がいのある方が楽しめる化粧セミナー
- 社会へ巣立つ方々への身だしなみ、メイクアップセミナー など
*いずれの活動においても、ご希望がない限り、その場での商品販売はいたしません。
活動紹介

新型コロナウイルス感染拡大により資生堂ライフクオリティービューティーセミナーの受付を停止していた期間中には、外部の方とコミュニケーションが取りにくくなった高齢者施設の方々へ元気と笑顔をお届けするため、
・入居の方や従事する方へ絵手紙などの送付
・体操動画の提供
なども行いました。

「化粧のちから」が
もたらす作用
多くの方が毎日の
ルーティンとして行っている化粧。
私たち資生堂は、長年にわたる化粧に関する実績と研究から、
化粧にはひとの心を癒し、自分らしく、気持ちを前向きにする
「ちから」があることを解明してきました。
「化粧のちから」がもたらす「いいこと」、
皆さまも感じたことはありませんか。
- 若わかしくなる
- 気持ちが明るくなり、
出かけたくなる - 外出した時に
自信が持てる - 他の方の笑顔を
引き出す - 何となく、
気分が上がる - 気持ちが
しゃきっとする - 自己肯定感が高まる
- 人に会うのが
楽しくなる - 第一印象が
アップする - ご高齢の方に
おいては、握力や上肢の
筋力トレーニングや
脳の活性化につながる*
*詳しくは
「化粧療法研究室」へ
このように、「化粧」には、
自分らしさを演出・表現するという
「外に働きかける」作用と共に、
化粧をすることで
自分に自信がもてたり、癒したりするという
「内面に働きかける」作用があります。
「化粧のちから」が
生み出す好循環

「化粧のちから」を発揮したSDGs取り組み事例
社会福祉法人 若竹福祉会様における美容セミナー開催
2021年12月 那覇市九州沖縄エリア


知的障がいのある施設利用女性の方を対象に開催。メイクアップは初めてという方がほとんどで、施設スタッフ様のご協力を得ながら、身だしなみの大切さやメイクアップ方法をご案内しました。セミナーを進行するにつれ、ご参加の皆さまの笑顔が増え、キラキラとした目で楽しんでおられるのが印象的でした。
また、施設スタッフ様は、普段見られない笑顔が見られたと、うれし涙を浮かべて喜んでくださいました。
ご参加の方からは、
自分のメイクがしたかったので、できてうれしい
帰宅したら、母に「きれいになって良かったね」と言われて、とてもうれしかった
と開催後にお手紙をいただきました。
セミナー受講風景の写真は、施設内ホールに飾られ、その笑顔に癒されるという、施設スタッフ様のお声もいただきました。
高齢者施設ご入居の方へのオンライン訪問
2020年12月 広島市中四国エリア対応

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、外部との接触が減り、さまざまな行事も中止になっている高齢者施設の入居者さまとオンラインでつながり、リフレッシュしていただくことを目的に一緒に体操したり、化粧や口腔ケアのご案内をしたりしました。
ご参加の方からは、
オンラインもいいね!
また機会があったら是非参加したい
とのお言葉をいただきました。担当したビューティーセラピストは、「思っていた以上に皆さまがご一緒によく動いて下さり、笑顔だったのがうれしかった」と語りました。
障がい者ワークフェアにおける美容セミナー開催
2019年11月 名古屋市中部エリア対応

障がいのある方の雇用に関わる総合イベントに参加し、身だしなみやポイントメイク、肌測定などを体感していただく美容セミナーを行いました。また、視覚障がいのある方専用の美容ブースを設置し、メイク実習も行いました。開催期間中、延べ223名の方に楽しんでいただきました。
ご参加の方からは、
化粧するとこんなに気持ちが上がるなんて思わなかった!初めて肌測定ができて、楽しかった親切に教えてもらえて嬉しかった!
など、私たちも嬉しくなるお言葉を沢山いただきました。
オススメの
「化粧のちから」情報
ここでは、皆さまに
「化粧のちから」を
楽しんでいただけるよう、
ミニ情報を
ご案内します。
第1回眉を描きませんか?

マスクを着用する生活が長引く中、目もとの印象は大切です。
特に眉は描くだけで、顔の印象が変わります。自身においては、気持ちがキリっとしたり、自信が持てたり、相手には、優しさ、強さ、大らかさ、クールなど描き方によって、さまざまな印象を与えることができます。また、眉を描くことは、脳へ良い刺激を与えたり、肘を胸より高く上げることで肩周りの可動域が拡がったりします。
是非、日々の生活において、眉を描いてみませんか?
基本の
眉の描き方
眉を描く際のポイント
- 眉頭の位置は目頭の真上
- 眉山の位置は、目尻よりの白目の終わりの真上
- 眉尻の位置は小鼻と目尻を結んだ延長

眉を描く順序
- 眉山から眉尻にかけて描きます
- 次に眉の真ん中を自然に埋めるように描きます
- 最後に眉頭を描きます
この時季の
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