経済産業省「平成26年度健康寿命延伸産業創出推進事業」※に採択されました。

資生堂は東京都健康長寿医療センターと共同で提案した「美容的ヘルスケアサービス提供による介護費用削減効果の検証」事業で、「平成26年度健康寿命延伸産業創出推進事業」に採択されました。
本事業では、資生堂は高齢期における心身機能の変化ステージを考慮して、地域在住高齢者、要医療高齢者、要介護高齢者を対象に、化粧サービス（化粧療法プログラム）を提供します。

実施内容

• ①月2回のいきいき美容教室（グループで楽しみながら実施）の開催
• ②毎日のスキンケア（乳液を使ったご自身による肌のお手入れ）の実施

プログラムは整容・美容行為によって、心・脳・身体に働きかける内容で男女問わず参加者が楽しめるように構成されています。
本事業では、東京都健康長寿医療センターが日々の身だしなみ（整容・美容）習慣への意識・意欲の向上による心身の健康への変化を調査し、サービスの有効性を明らかにするとともに、得られたデータをもとに介護費抑制効果について検証します。
また、今回の取り組みを通じて、化粧に限らず美容関連企業が強みをいかした新しい美容的ヘルスケアサービスを提供できるように基盤整備を目指します。

※アベノミクス三本目の矢である成長戦略のひとつとして、経済産業省が公的保険外の予防・健康管理関連の製品・サービスを提供する「健康寿命延伸産業」の創出を目指して実施しています。本年度は15件（応募総数68件）が採択されました（事業実施期間は2014年6月から2015年2月まで）。