資生堂グループの世界
~グローバル化の歩みと多彩なブランドたち~
2016年1月5日(火)-10月2日(日)
資生堂は1872年、民間初の洋風調剤薬局として東京銀座に誕生しました。社名の「資生堂」は中国の古典「易経」の一節に由来し、「新しい価値の発見と創造」を意味します。
創業者の福原有信は、美と健康に貢献し新たな価値を生み出すことを創業の理念とし、その思いを社名に込めました。その理念は事業の発展とともに、「西洋風」「先進性」「高品質」という価値を生み出し、資生堂の企業文化として根付いていきます。
その中でも「西洋風」は重要な価値軸のひとつ。当時の資生堂にとって、西洋は新たな文化そのものであり、資生堂の経営の中に、スタイルとして、思想として、技術として融合され、資生堂のアイデンティティーを構築する大きな要素となってきました。現在では資生堂は70を超える多彩なブランドを有する資生堂グループへと発展し、日本をオリジンとするグローバル企業として活動しています。
本展では、資生堂グループのグローバル展開の歩みを、商品パッケージやそこに関連した広告制作物などを通じてご紹介するとともに、デジタルサイネージ形式で現在の資生堂グループのブランド・事業をご紹介します。多彩でユニークな資生堂グループの世界をお楽しみいただきました。