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過去の企画展

「ご婦人出世寿双六 ―明治時代の女性の人生観―」

「ご婦人出世寿双六
―明治時代の女性の人生観―」

化粧文化展

2001年11月27日(火)―2002年1月27日(日)

日本のお正月の遊びに代表される双六。明治から大正にかけて婦人雑誌が次々と創刊されましたが、その付録として付いていた双六が流行しました。その時代の興味深い内容をご覧いただきながら、明治時代に良いとされた人生観などを紹介しました。

「桧垣に鉄線文様蒔絵各盥」 江戸時代

「江戸の化粧道具 4
武家商人の婚礼道具」

化粧文化展

2001年9月26日(水)―11月25日(日)

江戸時代、武家の女性は婚礼時に生家や嫁ぎ先の家紋を入れた婚礼道具を持参しました。蒔絵の施された豪華な道具を持つことができるのは、一部の大名に限られましたが、江戸も後期になると裕福な商人の家でも蒔絵入りの婚礼道具が使われました。江戸時代の美しい婚礼道具の中から、化粧道具を中心に展示しました。

「インウイ展」

「インウイ展」

企業文化展

2001年8月28日(金)―10月28日(日)

多くのおしゃれな女性に愛用され続けているブランド「インウイ」の展覧会。

インウイは1977年フレグランス製品を中心とした海外専用のブランドとして発売されました。その後、メーキャップ製品も発売になり、国内でも発売することになりました。

当初インウイはその商品コンセプトとして、洗練された女性、それも「生き方の美しい」女性をターゲットとしていたため、多くのおしゃれな女性に使われました。発売後、2回のパッケージ変更を行い、24年経つ現在も多くの方に愛されているブランドです。

この企画展では、最初に発売になったフレグランスパッケージを中心に、デッサンや試作モデル等の資料など制作過程を紹介。加えて、92年、94年にイノベーションした商品もあわせてご覧いただきました。

「松椿文様蒔絵耳盥・渡し金・かね碗・かねつぎ」 江戸時代

「江戸の化粧道具 3 鉄漿」

化粧文化展

2001年7月31日(火)―9月24日(月)

鉄漿(おはぐろ)は古くは公家の男子もしていましたが、江戸時代に入ると一般女性のたしなみとされ、明治初期まで行われていた習慣です。現在では、全く見られなくなった鉄漿を化粧道具と錦絵により紹介。また、昨年復刻した「都風俗化粧伝」の中から、鉄漿の部分を展示しました。

「白粉三段重ね」

「江戸の化粧道具 2 白粉」

化粧文化展

2001年5月29日(火)―7月29日(日)

江戸時代の白粉は、水に溶いて刷毛(はけ)でつけるものでした。庶民の女性はお祝い事でもなければ、日常白粉を刷くことはありませんでしたが、宮中や武家ではたしなみでした。蒔絵の白粉入れ、白粉を溶くときに使う三段重ねの陶器、伊勢で作られていた白粉の製造道具、さまざまな形の刷毛、白粉を塗る様子を描いた錦絵などをご覧いただきました。

「アウスレーゼ展」

「アウスレーゼ展」

企業文化展

2001年4月24日(火)―6月24日(日)

(資生堂アートハウス 資料展示スペースにて開催)

男性化粧品の概念を大きく変えた「アウスレーゼ」。「香り」がポイントだったそれまでの流れを大きく変え、微香性、機能性、自由性をコンセプトに“さりげなさ”を男性のおしゃれに定着させました。その人気は今なお高く、1980年10月の発売から21年、多くの方に愛され続けています。本展は、当時のパッケージデザインのコンセプトや、その制作プロセスを簡単に紹介。試作モデルの一部、試作デザインなども展示しました。

「松椿蒔絵柄鏡立」 江戸時代末頃

「江戸の化粧道具 1 鏡台」

化粧文化展

2001年3月27日(火)―5月27日(日)

江戸時代の化粧道具を紹介する1回目。江戸時代の大名は、蒔絵を施した婚礼道具を持参しました。その中から鏡台と鏡、鏡台が描かれた錦絵をご紹介します。鏡台は小物入れがついたものと、柄鏡(えかがみ)をたてる柄鏡立ての2種類が多く使われていました。鏡は鏡台に乗せて使う円鏡(まるかがみ)、柄がついた柄鏡があります。柄鏡は合わせ鏡として大小あります。大名は蒔絵を施した道具を持つ事が許されていましたが、許されない金持ちの商人、庄屋は内緒で蒔絵を施した道具をつくらせたというほど、美しい道具類をご覧いただきました。

「東京名所新橋銀座通り博品館之図新橋停車場之図」 作者:不詳 1910年

「錦絵に描かれた銀座」

化粧文化展

2001年1月30日(水)―3月25日(日)

文明開化と共に、流行の先端を発信してきた東京銀座。明治5年の大火をきっかけに、不燃性の煉瓦街が建設されました。新橋~横浜間に鉄道が開通したのも同じ年。新橋ステーションの玄関口に相応しい近代西洋風の街並みには、舶来の商品を扱う店も数多くありました。銀座から、ファッションや文化などの流行が日本全国に発信され、また新聞社も多く情報の発信地にもなっていました。本展では銀座の錦絵を展示し、街並みの変化、ファッションの移り変わりなどをご覧いただきました。