事業戦略

「VISION 2020」を実現し、
グローバルビューティーカンパニーとして
存在感を高めていきます。

資生堂は、「世界で勝てる日本発のグローバルビューティーカンパニー」となるべく、
2015年から中長期戦略「VISION 2020」に取り組んでいます。
2018年からスタートした「新3カ年計画」では、成長を実現するための5つの重点戦略「Building for the Future」に取り組んでいます。

中長期戦略 VISION 2020 中長期戦略 VISION 2020

「新3カ年計画」の概要

2018-20年  5つの重点戦略 Building for the Future 2018-20年  5つの重点戦略 Building for the Future

2018年の実績

売上高・営業利益・当期純利益が過去最高を更新

2018年の連結業績は、売上高が前年比8.9%増の1兆948億円、前年のゾートス社をはじめとした事業譲渡影響などを除く実質前年比では14%増となり、2年連続で2桁成長を実現しました。また、営業利益も、前年比34.7%増と大きく伸長し、当社として初めて1,000億円を突破しました。親会社株主に帰属する当期純利益は、前年にベアエッセンシャル社の減損損失を計上していたことから、前年比169.9%増、過去最高となる614億円となりました。

2018年の実績

2018年の実績 2018年の実績

「プレステージファースト」戦略が成長をけん引

当社がマーケティング投資を強化しているプレステージブランド、日本発の「エリクシール」、「アネッサ」など、主力8ブランドが成長をけん引し、2018年の増収分の9割を占めています。投資するブランドの選択と集中が、成長拡大に大きく貢献しています。

「プレステージファースト」戦略が成長を牽引

すべての地域本社で成長を実現

引き続き、日本、中国、トラベルリテールが大幅に増収したことに加え、ゾートス事業の譲渡やバーバリー社とのディストリビューション契約終了などの影響を除く実質ベースではすべての地域本社で成長しました。

売上高前年比(現地通貨ベース)

売上高前年比(現地通貨ベース)
  • 前年比、実質前年比はいずれも現地通貨ベース
  • 実質前年比は前年の事業譲渡影響を除く

2019年以降も成長を続けるために

2019年は、売上高を外貨前年比9%増の1兆1,720億円、営業利益は10.8%増の1,200億円を目指します。
2019年は米中の貿易摩擦など、世界経済の先行きに不透明感が漂っています。その中で当社は、2019年だけでなく、2020年以降の持続的な成長を実現するための投資を強化します。
さらに、市場環境を的確にモニタリングし、市場の変化に迅速かつ柔軟に対応できる体制を構築していきます。P/L管理サイクルを強化し、緊張感を持った経営を進めると同時に、積極的な投資による長期的な事業基盤の強化に取り組みます。
2019年の見通しと同時に、2020年の計画も上方修正しました。2020年は売上高1兆2,900億円、営業利益1,500億円、営業利益率11.6%を目指します。

2019年 通期見通し

2019年 通期見通し 2019年 通期見通し

持続的成長を確かなものに

持続的成長を確かなものに