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化粧療法研究室ハカセのブログ

10月は乳がん月間

さまざまながんがありますが、それぞれに啓発カラーと啓発月間があることをご存知でしょうか?
https://www.gsclub.jp/tips/18018 (外部サイトへのリンク)

10月は、ピンクが啓発カラーの乳がん月間です。
全国でいろんなイベントが開催されています。弊社社員もボランティアで各地のリレーフォーライフ(外部サイトへのリンク)に参加し、イベント参加者にタッチケアを行いました(10/1東京、10/8埼玉、10/29千葉予定、10/29,30大阪予定)。
ちなみに、弊社が参画している「ラベンダーリング」のラベンダーは、すべてのがん種を示す色です。
ハカセのブログ「今年も「がんとの共生」を美の力でお手伝い」

さて、乳がんに限らず抗がん剤の副作用により、脱毛、顔や体の肌の色の変化、爪の変化、むくみ、皮膚の乾燥など様々な外見変化が起こります。
過去のブログでも紹介しましたが、このような変化があった場合、ご本人にとっては「相談しにくい」ということもあります。
ハカセのブログ 「ワールドキャンサーデー(世界対がんデー)」
ハカセのブログ 「がんと就労 ~外見ケアいつ届ける?~」

今年、弊社が、国内女性がんサバイバー(100名)を対象に外見ケアに関する調査を行いました。
外見の変化の悩みを「相談しにくい」と回答した方(52名)に、その理由(複数選択式)を聞いた結果上位3つです。

1位 相談場所がわからないから 46.1%(24名)
2位 相談しても対応が難しいから 42.2%(22名)
3位 相談相手がわからないから 38.5%(20名)

また、同じ調査で外見ケアに関する何らかの情報集や相談をした人は、100名中62名でした。そのうち悩みが解決した人は、89%(「すべて解決した36%」、「部分的に解決した53%」)でした。

***治療中の方(N=34):相談したことがある 23.5%、ない 76.5%。治療終了の方(N=20):相談したことがある 45.0%、ない 55.0%。

この結果から、何かしらの情報収集や相談することで、ある程度お悩みの解決につながる可能性が高くなると考えられます。

外見ケアについて相談できる「場所」と「相手」に関する情報発信するととともに、「相談しやすい場」づくりをしていくことが、外見ケアの第一歩です。

医療従事者のみなさまと連携して、外見ケアに関して「相談しやすい場」づくりをしていきたいと思います。

調査概要
対象者:国内女性がんサバイバー(100名)
調査方法:ウェブ調査
調査期間:2022年5月12日~5月26日
調査協力:グローカルインサイト社

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