資生堂の化粧療法ハカセのブログ
今年も「がんとの共生」を美の力でお手伝い
資生堂では、患者支援団体や他企業と連携をして、がんサバイバーを支援する活動を行っています。
今年も認定NPO法人キャンサーネットジャパン主催の日本最大級のがんフォーラム「Japan Cancer Forum 2022(8/6,7オンライン開催) (外部サイトへのリンク)」内で、メイクと写真撮影を行い化粧とクリエイティブのちからによってがんサバイバーを応援するイベント「Lavender Ring Makeup&Photo With Smiles」を、認定NPO法人 キャンサーネットジャパン、株式会社 電通の社員有志と共に開催します。
今年は、首都圏・中部の2拠点にて、がんサバイバーとそのご家族を対象に「Makeup & Photos With Smiles」を実施し*、当日の模様を8月7日(日)にオンラインで配信する「Lavender Ring Channel」でお届けします。
「Lavender Ring Channel」では他にも、子宮頸がんを取り巻くさまざまな社会課題に挑戦する「高校生アイデアフェス」、がんサバイバーが撮影した写真のコンテスト「わたし、あの時シャッターを押しました。その2」など、多彩なプログラムをご用意します。
※Makeup & Photos With Smilesは感染対策の観点から、活動に賛同した医療機関から紹介いただいた方に限定し実施しているため、⼀般公募はございません。
詳細はこちら
https://www.japancancerforum.jp/lavender_ring (外部サイトへのリンク)
昨年は、コロナ禍でオンライン開催でしたが、多くのサバイバーさんに参加いただき、化粧のちからをお伝えできました。
参加者のコメント抜粋
- 脱毛してからコロナ禍もありますが、ウィッグの見た目が気になってコスメカウンターからも足が遠のきがちだったけれど、同じようなワクワク感を味わうこともできました(40代女性)
- 今回、病気になったからこそ、こんな素敵なイベントに参加できたので、病気になったのも悪くないかなと前向きに考えることができました。今回ちゃんとお化粧の仕方を教えてもらった事で、またお化粧が楽しいと思えるようになりました!(40代女性)
- アドバイザー(対応したPBP)の方には本当に感謝です。どの質問にも丁寧にお答え頂き、また常に笑顔で、とてもリラックスした楽しい雰囲気の中、あっという間に時間が過ぎてしまいました。また来年ぜひ参加させて頂きたいです(50代女性 海外からの参加)
- 僕も仲間も自分らしく生きられます。しあわせです!感謝(50代男性)
Lavender Ringについて
がんになっても笑顔で暮らせる社会を目指して2017年に発足しました。企業や個人、行政・学校・病院など、活動趣旨に賛同する有志が自由に参加し、それぞれの「できること」を持ち寄りながら具体的なアクションを起こしていく活動です。
https://lavender-ring.com/ (外部サイトへのリンク)
がんは種類によって国際的なシンボルカラーが定められており、「ラベンダー」は全てのがん種を示す色です。
「Lavender Ring」という名前には、がんになっても笑顔で暮らせる社会を目指す想いが、がんサバイバーの方だけでなく、家族・医療関係者・友人・同僚を超えて、輪のように広がっていくように、という願いが込められています。
2017年より毎年「Lavender Ring Makeup&Photo With Smiles」を開催し、昨年2月には、本活動で制作したがんサバイバーのポスターとインタビューや活動の軌跡を収録したフォトブック『自分らしく、を生きていく。がんとともに生きる206人の笑顔と想い』が刊行されました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000025644.html (外部サイトへのリンク)
これからも美の力を通じ、自分らしく前向きに過ごせる多様な社会を目指します。