私たちは、「世界で勝てる日本発のグローバルビューティーカンパニー」の実現を目指し、中長期戦略「VISION 2020」に取り組んでいます。
2018年からは、「新3カ年計画」をスタートしました。「ブランドと事業のさらなる選択と集中」、「デジタライゼーションの加速・新事業開発」、「イノベーションによる新価値創造」、「人材・組織の強化 PEOPLE FIRST」、生産供給体制を含めた「グローバル経営基盤のさらなる進化」という5つの重点戦略に取り組み、さらなる成長加速を目指しています。
これらの取り組みの成果として、2018年は、2年連続で売上高、営業利益共に過去最高を更新しました。「VISION 2020」の達成に向けて、今後も成長を続けてまいります。
さらに、長期目標として売上高2兆円、営業利益3,000億円を設定し、それに向けて取り組みを加速しています。
企業は、事業の成長を実現するのはもちろんのこと、社会の公器として、価値を創造していくことが求められています。私たちは、本業であるビューティービジネスそのもので、社会課題の解決や、人々が幸せになるサステナブルな社会を実現することが、資生堂の使命であると考えています。
そこで資生堂は、2019年より、企業使命を「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD(ビューティーイノベーションでよりよい世界を)」と定めました。
美は人々に自信と勇気をあたえ、この世の中に喜びや幸せ、新たなエネルギーをもたらします。美には世界を変える力があると信じています。創業以来、常に「美」とともに歩み続けてきた当社だからこそできる、ビューティービジネスの革新を通して、今後も社会や人々へ貢献してまいります。
価値づくりの拠点として、2019年4月に、「資生堂グローバルイノベーションセンター」をオープンしました。お客さまも、社会環境も、日々変化していく中、私たちはここから、新しいビューティーを、どんどん提案していきます。
資生堂が、100年先も輝き続ける企業となるために、今後も「世界で勝てる日本発のグローバルビューティーカンパニー」を目指し、世界中の人々の多様な価値観や、絶えず変化する時代の先を見据え、イノベーションを起こし続けてまいります。
引き続き、資生堂にご期待ください。
代表取締役 社長 兼 CEO 魚谷 雅彦