資生堂の化粧療法ハカセのブログ

診療報酬改定 アピアランスケア

以前、ブログで紹介しましたが、2023年第4期がん対策推進基本計画の取り組むべき課題に「アピアランスケア」が盛り込まれました。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001522767.pdf(PDF。外部サイトへのリンク)

当社は、2008年から、がん治療の副作用による外見の変化に対して、化粧で支援する外見ケア活動を続けています。2007年に第1期がん対策推進基本計画が策定された翌年からこの活動が始まりましたので、活動は今年で18年目になります。
その活動の一環で、2022年には「外見ケアBOOK」を発行し、ご依頼に応じて全国の医療機関に無償配布しています。

資生堂 ライフクオリティー メイクアップサイトからの
閲覧やダウンロードも可能です。
https://corp.shiseido.com/slqm/jp/cm.html

そして、今年さらに、医療現場において、アピアランスケアに大きな動きがありました!
令和8年度診療報酬改定で、がん患者指導管理料において、ウィッグの使用や外見変化に関する相談・情報提供といったアピアランスケアが具体的な指導内容として正式に盛り込まれました(下記資料参照)。
https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001681130.pdf(PDF。外部サイトへのリンク)

アピアランスケアに関する情報提供が算定されるようになったことで、医療従事者の皆さんがこれまで以上に活動しやすくなると思われます。

診療報酬の改定は、医療機関でない当社は直接関係はありませんが、アピアランスケアのお役に立てる情報発信をこれからもしていきます。

直近では、乳がん再発防止のためのホルモン療法を受ける方に向けた研究を行い、そこから得た知見の情報発信をしています。
https://corp.shiseido.com/slqm/jp/information/information_260924.html

今後も、医療機関と連携して、医療現場では、対応が難しい外見変化の悩みに対しての情報発信や活動を続けていきます。

次回の更新は1月です。

~~~~原文抜粋~~~~

令和8年度診療報酬改定Ⅲ-5-3 質の高いがん医療及び緩和ケアの評価-④
がん患者指導管理料の見直し
[算定要件](通知抜粋)
(2) がん患者指導管理料
ア悪性腫瘍と診断された患者に対して、患者の心理状態に十分配慮された環境で、がん診療の経験を有する医師、がん患者の看護に従事した経験を有する専任の看護師又はがん患者への心理支援に従事した経験を有する専任の公認心理師が適宜必要に応じて、社会福祉士等のその他の職種と共同して、身体症状及び精神症状の評価及び対応、病状、診療方針、診療計画、外来での化学療法の実施方法、日常生活での注意点等の説明、就学、就労、妊孕性の温存、アピアランスケア等の患者の必要とする情報の提供、意思決定支援、他部門との連絡及び調整等、患者の心理的不安を軽減するための指導を実施した場合に算定する。

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