2020年10月24日(土)、25日(日)に開催された、ジャパンキャンサーフォーラム2020内で、資生堂はLAVENDER RING MAKEUP&PHOTOS WITH SMILESとLAVENDER RING チャンネルのコンテンツに参加しました。

2018年より毎年、国立がん研究センター中央病院で開催されていたLAVENDER RINGは、今年、初めてオンラインで開催。全国の多くのがんサバイバーの皆さまに参加・視聴いただきました。

【MAKEUP&PHOTOS WITH SMILES オンライン個別レッスン】

資生堂のビューティーコンサルタントやビューティーセラピストらがオンライン会議システムを使用し、がん患者さんにマンツーマンでメイクレッスンを実施。治療による外見変化をカバーする方法や、お似合いのメイクをわかりやすく丁寧にレッスンしたあと、自撮りをエスコートしました。

当日は、不慣れなPC操作を駆使して参加された方もいらっしゃいましたが、
参加後に皆さまからは、

  • 「自粛生活が続く中、オンラインの開催だと地方でも参加することができてよかった」
  • 「丁寧にアドバイスしてもらえた。人の優しさに触れた事は闘病の励みになる。」
  • 「今の自分に必要なアドバイスをもらうことができた」

など嬉しい声をいただくことができました。

ご自身で撮影した笑顔の写真は、今、熱中していることなどのメッセージと一緒に、「がんになっても笑顔で過ごせる社会」を、目指すLAVENDER RINGのアクションとして、SNSに投稿していただきました。

【LAVENDER RING CHANNEL】

「LAVENDER RING CHANNEL」は、今春、悪性リンパ腫から復帰されたフリーアナウンサーの笠井信輔さん、ご自身のがん体験から患者会「よつばの会」をたちあげられたタレントの原千晶さん、司会の中井美穂さんによるトークセッションが行われた。その他、10~20代のYoutuberやInstagramerによるディスカッション、資生堂フォトグラファーの金澤さんによるワンランクアップさせるスマートフォンを使った撮影のポイント、自身のがん体験から「猫舌堂」を立ち上げた柴田さん、荒井さんによるカレーのランチセッションなどをLIVE配信しました。

配信では、笠井さんや原さんと共に、資生堂トップヘアメイクアップアーティストの原田忠、神宮司芳子の二人が眉脱毛時のメイクテクニックやがん患者さんに楽しんでいただけるマスクメイクのポイントをわかりやすくお伝えしました。

またランチタイムセッションでは、放射線治療で味覚異常や、抗がん剤で食欲不振に陥ってもカレーだけは食べることができたという体験者の声を発表。その中で、資生堂パーラーの総調理長は、カレーの香りのエピソードを披露しています。

資生堂は、今後もがん患者さんが自分らしく、心地よい毎日をお過ごしいただけることを目指して、お役に立てる情報の提供やがん患者さんを支援する活動を続けてまいります。