2019年3月30日(土)、東京都港区立郷土資料館複合施設にて「Minato City LAVENDER RING DAY 2019 at ゆかしの杜」を開催しました。
資生堂は、がん患者さんが笑顔で暮らせる社会を目指して、より自分らしく前向きに過ごせるようアピアランスケアでのサポートを、企業、自治体、医療機関、NPOが連携し資生堂社員ボランティアとともに活動をおこなっています。
LAVENDER RINGは、がんになってもいきいきと生活できる社会の実現に向けて、がん患者さんと共生できる社会を作ることを目標としています。LAVENDER RINGは、全がんを象徴するカラーであるラベンダー色をシンボルに、がんを知り患者さんをサポートする人のネットワークが輪になって増えていく姿をイメージし、その象徴になっていくことを目指しています。
今年は桜の満開にあわせて3月30日(土)に開催しました。
スタッフの中には、去年MAKEUP & PHOTOS WITH SMILESに参加されたことをきっかけに精力的にがん体験者の先輩として活動をしている人もかけつけてくれました。
資生堂はMAKEUP & PHOTOSを中心に複数のプログラムを担当。
「MAKEUP & PHOTOS WITH SMILES」
がんサバイバーの心と身体をMAKEUPして、いきいきとした姿を写すことでがんになってもいきいきと笑顔で生きる人たちがいることを伝えるプロジェクトのひとつで資生堂が中心となってクリエイティブのちからでサポートしています。
6階の会場から2階エントランスまで笑い声が響いてくるくらい皆さん楽しんでいらっしゃいました。
たくさんの笑顔、そして、生きる希望に。MAKEUP & PHOTOS WITH SMILES展
昨年の撮影参加者も来場し、約一年ぶりの自分の写真を150枚の写真パネルより探して、治療を闘い抜いた今の自分と一緒に笑顔いっぱい撮影している姿も。
そのほか外見ケアセミナー(アピアランスセミナー)、体感コーナーでは
ライフクオリティービューティーセンター 資生堂ライフクオリティー メイクアップコンサルタントと美容ジャーナリストの山崎多香子さんが外見ケアセミナーを開催しました。男性のカバーメイクアップ方法の紹介と気持ちを高め、心も明るくするメイクのHOW TOを、これまでにMAKEUP & PHOTOSに参加したがん患者さんをモデルに迎えてメイク方法を紹介しました。
がんの課題の解決や解決に転用できる革新性の高いサービスを表彰するLAVENDER RING AWARDも実施。クリエイターやイノベーターを輩出する賞の審査員として資生堂の多くのパッケージなどを担当しているデザインディレクターが審査員として登壇しました。
【LAVENDER RING AWARD大賞】
- 病院の環境をアートでかえるホスピタルアート
四国こどもとおとなの医療センター・NPOアーツプロジェクト ホスピタルアートディレクター森合音氏 - 簡単、流動食クリコ流介護食 料理研究家・介護食アドバイザー クリコ氏