リップ
2023年 秋冬
基本テクニック
口紅の役割
口紅には、顔の表情に彩りを与え、肌色を明るく血色よく見せたり、選ぶ色次第で印象を大きく変えることができます。
また、唇の乾燥を防ぎ、保護をする役割があります。
口紅の色には、レッド系、ローズ系、ブラウン系、オレンジ系、ピンク系などがあります。
また、つやのあるタイプや、つやをおさえたマットタイプ、ほんのり色づくティントタイプや、透明感のあるシアータイプなど、さまざまなタイプがあります。
人それぞれ、唇の色には違いがあり、肌の色によっても、色の見え方や色の発色が違ってきます。
口紅は、必ず唇につけてから選ぶようにしましょう。
自分に似合う色を探すなら、店頭のスタッフに相談してみてくださいね。
口紅の塗り方
口紅の塗り方には、口紅を指先にとって指で塗る方法や直接スティック状の口紅を唇にあてて塗る方法、リップペンシルで輪郭を描いてから、リップブラシで塗るなどの方法がありますが、
自分に合った塗り方を選びましょう。ここでは、動画でご紹介している指でつける簡単な口紅の塗り方をご紹介します。
使用量と使い方
口紅はスティックタイプの場合は、2~3mmほど繰り出して利き手のもっともつけやすい指先に2~3回こするようにして、口紅をとります。
- 利き手反対側の人さし指を使います。口紅がはみ出ないように下唇の輪郭に添えておきます。(写真1)
- 利き手の小指(使いやすい指)を下唇の中央に置き、ポンポン、ポンポンと軽くたたくようにつけます。(写真2)
- 上唇と下唇を軽くこすり合わせてゆっくりなじませます。(写真3)
- はみ出ないように利き手反対側の人さし指を口角の外側におきます。(写真4)
- 口角に口紅をなじませます。口を軽く開けて、小指を口角にあて、唇中央まで(下唇、上唇)指でなぞるようになじませます。(写真5)
反対側の口角も同じようになじませましょう。塗り終わったら、指についた口紅をティッシュでふきましょう。
塗り方のコツ
- 利き手反対側の人さし指を輪郭に添えてガードするとはみ出しにくくなります。
- はじめは、肌なじみのよい淡い色からつけましょう。万が一、はみだしても、比較的目立ちません。
- 唇があれやすい場合は、トリートメント効果の高い口紅を選んだり、口紅の前にリップクリームをつけるようにしましょう。
- 化粧直しのときは、ティッシュペーパーで軽くおさえてから、つけ直すとよいでしょう。
- 口紅が歯につくことがあります。口紅をつけたあと、舌で歯を一度なめるようにすると防ぐことができます。