資生堂の化粧療法ハカセのブログ
今年も「がんとの共生」を化粧でお手伝い
資生堂では、メイクアップを通じてがんサバイバーを支援する活動を行っています。
今年も認定NPO法人キャンサーネットジャパン主催の「Japan Cancer Forum 2021(8/21,22オンライン開催) (外部サイトへのリンク)」内で、メイクと写真撮影を行い化粧とクリエイティブのちからによってがんサバイバーを応援するイベント「Lavender Ring Makeup&Photo With Smiles」を開催します。
昨年に引き続きの1対1のオンラインでのメイクアップアドバイスを行います(事前申し込みが必要)。
昨年の様子はこちら。
昨年は、コロナ禍での初のオンライン開催でしたが、最終的に24都道府県から参加いただけたことは、オンラインならではのメリットです。通信環境の課題もありましたが、画面を通じたアドバイスでも、化粧のちからをお伝えできました。
参加者のコメント抜粋
- 今回オンラインでなかったら、地方に住んでいる者は参加するチャンスすらなかったと思うので、この企画はありがたかったです(50代女性)
- 体調に左右される病気なので、気軽に家で出来るオンラインはありがたい(50代女性)
- 周りの目も気にせずアドバイスを受けられる点が便利(50代男性)
- 今回のイベントをきっかけに、外に出ていきたい、前向きに過ごしたいという気持ちがふつふつと沸き上がりました。まだまだ治療は続きますが、笑顔で人生をエンジョイしたいと思います(50代女性)
リアルのほうが何かとお伝えしやすいのですが、このような状況ですので、今年も画面を通じた活動になります。全国から多くのがんサバイバーの方にご参加いただければと思います。
申し込みはこちらから (外部サイトへのリンク)
※応募締切/2021年7月30日(金) 15:00まで
Lavender Ringについて
がんになっても笑顔で暮らせる社会を目指して2017年に発足しました。企業や個人、行政・学校・病院など、活動趣旨に賛同する有志が自由に参加し、それぞれの「できること」を持ち寄りながら具体的なアクションを起こしていく活動です。
https://lavender-ring.com/ (外部サイトへのリンク)
がんは種類によって国際的なシンボルカラーが定められており、「ラベンダー」は全てのがん種を示す色です。
「Lavender Ring」という名前には、がんになっても笑顔で暮らせる社会を目指す想いが、がんサバイバーの方だけでなく、家族・医療関係者・友人・同僚を超えて、輪のように広がっていくように、という願いが込められています。
2018年より毎年「Lavender Ring Makeup&Photo With Smiles」を開催し、今年2月には、本活動で制作したがんサバイバーのポスターとインタビューや活動の軌跡を収録したフォトブック『自分らしく、を生きていく。がんとともに生きる206人の笑顔と想い』が刊行されました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000025644.html (外部サイトへのリンク)
これからも美の力を通じ、誰もが幸せや生きる喜びを感じられるように活動を続けて参ります。