2025年12月03日
発行元:(株)資生堂
サステナビリティ
資生堂、「DIVERSITY CAREER FORUM 2025」にゴールドスポンサーとして協賛
資生堂は、障がいや性的指向・性自認などに関わらず、自分らしい働き方を探すための日本最大級のフォーラム「DIVERSITY CAREER FORUM 2025」にゴールドスポンサーとして協賛します。当社の同フォーラムへの出展は今回で9回目、ゴールドスポンサーとしては初めての協賛となります。
当社は企業使命「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD(美の力でよりよい世界を)」の実現には、多様な人材の力が不可欠であると考えています。そのため、ジェンダーや年齢、国籍、性的指向、性自認、障がいの有無など、多様なバックグラウンドを持つ社員一人ひとりを尊重し、その違いから生まれるシナジーをイノベーションにつなげる組織風土づくりを進めています。こうした考えのもと、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)を重要な経営戦略の柱と位置づけ、年間を通じて社内外で多様性について理解を深める取り組みを推進しています。資生堂は、誰もが自分らしく生きられる社会の実現を目指し、継続的に活動しています。
「DIVERSITY CAREER FORUM 2025」 開催概要
・主催:認定特定非営利活動法人ReBit、株式会社JobRainbow
・資生堂の実施内容:
「DIVERSITY CAREER FORUM 2025」特設サイトにおけるオンラインブース出展
FORUM(2025年12月13日)での動画放映
MEET UP(2026年2月6日)イベントにおける資生堂社員の出演
イベント詳細は特設サイトよりご確認ください。
資生堂における障がいのある社員のキャリア形成
2019 年、社内アイデアコンテストにおいて、視覚障がいのある社員が「視覚障がい者の職域拡大プロジェクト」を提案したことを契機に、電話やメールを活用して得意先に提案する営業職という新しいキャリアの可能性を創出しました。2025年11月時点で3名の視覚障がいのある社員が営業担当として活躍しています。2025年4月からは手話を第一言語とする社員が美容職として、手話を用いたオンラインでの美容相談やSNSを活用した情報発信で活躍しています。2025年9月には手話で接客を行う企業3社による「手話キャリア交流会」を開催し、今後のサービス発展や当事者のキャリア形成のヒントを得る場を設けました。
また、多様な働き方を支援する制度として、障がい者通院休暇、柔軟な働き方を選べる資生堂ハイブリッドワークスタイル、視覚障がい者向けアプリ「アイコサポート」を法人として導入するなど、個々の社員が活躍するための体制を整えています。障がいの有無に関わらず給与体系が同じという点も社員から高く評価されています。
12月のDE&Iに関する取り組み
<社会に向けた取り組み>
● 視覚障がい者向け「ガイドメイク」
視覚に障がいのある方が自分で簡単にメイクができるよう、当社は2019年から「ガイドメイク」のセミナーを提供してきました。2025年12月2日には、より多くのお客さまに「ガイドメイク」を体感いただけるように、資生堂企業サイトに口紅・アイシャドウのコンテンツを公開しました。また、12月3日の国際障がい者デーに合わせ、全国12都道府県で、資生堂ライフクオリティービューティーセミナー「視覚障がい者のためのガイドメイク※」を開催し、約180名の見えない・見えにくいお客さまにメイクのコツをお伝えします。
※ セミナー詳細URL:https://corp.shiseido.com/seminar/jp/guide-makeup/index.html
● Valuable 500の国際会議に資生堂エグゼクティブオフィサーが出席
2025年12月3~4日、国際的な障がい者活躍支援イニシアティブ「Valuable 500」が初めて開催する国際会議「SYNC25アカウンタビリティ・サミット」(日本経済新聞社・日本財団 共催、東京・芝浦での開催)に、株式会社資生堂 エグゼクティブオフィサー(代表執行役/チーフ DE&I オフィサー 廣藤綾子、エグゼクティブオフィサー/チーフDE&Iオフィサー補佐 冨田千晶)が参加します。当社は2021年から同イニシアティブに加盟しており、Valuable 500加盟企業や世界中の障がいのある当事者団体との交流を通じて、当社事業を通じた社会価値創出を進めています。
<社内の取り組み>
● 資生堂グループ全従業員へ向けたオンラインセッション「Diversity Week for People with Disabilities」を開催し、障がいのある社員による体験談や管理職向けの有識者講演、手話によるオンライン美容相談サービス、視覚障がい者向け「ガイドメイク」の共有など、多様性への理解を深めるプログラムを実施します。
※このリリースに記載されている内容は発表時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご留意ください。
