2021年12月08日
発行元:資生堂ジャパン(株)
サステナビリティ
資生堂ジャパン、ファイントゥデイ資生堂、ユニ・チャーム、ライオン、 店頭販促物のプラスチックを削減
資生堂ジャパン株式会社は、株式会社ファイントゥデイ資生堂、ユニ・チャーム株式会社、ライオン株式会社と、小売店の店頭や売場で設置する販促物※1で使用するパーツをプラスチック製から紙製へ順次変更し、プラスチック使用量の削減に取り組みます。各社で進めるプラスチック削減を商品だけでなく販促物においても実行することで、日用品/化粧品カテゴリーをリードする各社の規模感を活かし、環境に配慮した社会及び業界全体の発展に貢献することを目指します。
※1 売場に設置されている商品を陳列する販売什器や商品紹介のためのポップなど(別紙参照)
背景
4社は、2016年から小売店での店頭メンテナンスを行う合弁会社として設立した、株式会社ジャパンリテールイノベーションを通じて、商品の陳列や店頭メンテナンス機能の強化などで協業を開始しています。2019年には4社が販促物を共同で配送することで輸送効率を改善し、「物流環境負荷の低減」「小売店の業務負荷低減」に取り組んできました。そして、今回新たに、4社で知見を共有し、販促物のプラスチック使用量削減に取り組むことになりました。
取り組み内容
対象となる販促物のなかで、代替が可能でスピーディーに実行できるものから、優先的に取り組みを開始します。2021年11月※2から、店頭で多く使用されている吊り下げディスプレイに付随するフックを、プラスチック製から紙製へ順次切り替え、その後、商品を陳列するプラスチック製のクリアラックや、香り見本、PP(ポリプロピレン)製セットケース、吊り下げ骨什器等を紙製へ変更します。
※2 各社により取り組む時期が若干異なります
4社は今後も、積極的にプラスチック使用量削減に取り組み、各社が経営戦略の中核に据えるサステナブルな社会の実現に向けてともに貢献していきます。
当社の環境課題への対応
資生堂はグローバルで全バリューチェーンを通じて、さまざまなステークホルダーと共に、環境負荷の軽減とサステナブルな資源の利用に向けた取り組みを推進しています。環境領域において、「地球環境の負荷軽減」「サステナブルな製品の開発」「サステナブルで責任ある調達の推進」の3つの戦略アクションを定めています。特にCO2排出量や海洋プラスチックごみ問題に対応すべく、2025年までに化粧品容器を「リユース可能」「リサイクル可能」「生分解可能」のいずれかで、100%サステナブルな容器包装を実現する目標を発表しています。
さらに店頭に設置する販売台やハンディバッグ、リーフレットなどの紙器類の販促物においても、環境負荷軽減に取り組んでいきます。
※このリリースに記載されている内容は発表時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご留意ください。