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2021年11月24日

発行元:(株)資生堂

研究・サプライネットワーク

資生堂研究所のオープンイノベーションプログラム「fibona(フィボナ)」

~新たに2社との連携を決定~

資生堂研究所が主導するオープンイノベーションプログラム「fibona(フィボナ)」は、活動プランの一つである「Co-Creation with Startups」において募集を行っていた「SHISEIDO OPEN INNOVATION 2021」の最終社内審査を経て、新たに2 社と共創に向けた取り組みを行うことを決定しました。今後、スタートアップ企業との連携を進め、早期のイノベーションの創出を目指します。「SHISEIDO OPEN INNOVATION 2021」は、当社が主導で行うスタートアップ企業との連携プログラムの第2期にあたり、「Beauty Wellness」におけるイノベーション創出を目指しています。今回はeiicon company が運営する日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」と連携し、早期の社会実装を視野に入れた募集を行ってきました。
当社は、資生堂独自のR&D理念『DYNAMIC HARMONY』のもと、異業種を含むスタートアップ企業が保有する、時代の変化にスピーディに対応した斬新なアイディア・技術を、当社の強みとする研究領域の知見・技術、商品やサービスと融合させることによって、これまでに生活者が出会ったことのない新たな美容体験をはじめとするイノベーションの創造に果敢に挑み続けます。

オープンイノベーションプログラム「fibona」実施の背景

研究開発拠点「資生堂グローバルイノベーションセンター(GIC)」は都市型オープンラボとして2019年4月に本格稼働しました。オープンスペースとなる低層階を中心としたお客さまと研究員の交流、国内外の外部研究機関との連携、研究員の多様な働き方などによる“多様な知と人の融合”をコンセプトとしてイノベーション創出に向けた活動を推進しています。GICのコンセプトを象徴する活動である「fibona」は、外部のユニークな発想やテクノロジーと、資生堂が持つ美やサイエンスの知見を融合し、世界をワクワクさせる新たな価値の創造に挑戦しています。

fibona × AUBA 『SHISEIDO OPEN INNOVATION 2021』 募集テーマ

今回の募集では、「データ」、「コミュニケーション」、「ソリューション」を軸とした3つの募集テーマを設定し、研究所や事業部門・ブランドとの連携をさらに強化したサービスの社会実装に向けて取り組みを推進します。今後、化粧品・美容領域にとらわれない、あらゆる業界の新たな技術やサービスと、資生堂の美に関するサイエンス・知見を掛け合わせ、新領域での研究や事業化を目指します。
今回は、9月17日から10月18日までの募集期間において応募のあった約50件の中から、11月24日のピッチ審査などを経て、最終的にスタートアップ2社を採択しました。

今回決定したコラボレーション先企業一覧

● 株式会社イヴケア
・代表者 代表取締役社長 CEO 五十棲計
・設立時期 2019年1月
・会社概要
 質問紙と毛髪を用いた健康状態のモニタリングと、その後のアフターケアが一体となったプログラムの提供など。
 https://evcare.co.jp/

● SCENTMATIC株式会社
・代表者 代表取締役 栗栖俊治
・設立時期 2019年11月
・会社概要
 世の中に存在する様々な香りを「感性言葉」に変換すると同時に、言葉から香りを選び出すことができるシステムの開発・サービス提供。
 https://scentmatic.co.jp/

※このリリースに記載されている内容は発表時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご留意ください。