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2026年05月25日

発行元:(株)資生堂

研究・サプライネットワーク

資生堂、2026中国化粧品科学技術大会で最も優秀な研究論文として「1等賞」を受賞

株式会社資生堂(以下、資生堂)は、中国香料香精化粧品工業協会が主催する、2026中国化粧品科学技術大会(2026年5月20~22日、中国・広東省広州市)における優秀論文として、138件の論文エントリーの中から「1等賞」、「2等賞」、「3等賞」2件、「優秀賞」を受賞しました。また、同協会が主催する2026中国香料香精科学技術大会(2026年4月21~23日、中国江西省吉安市)において、71件の論文エントリーの中から「2等賞」を受賞しました。これらの受賞は研究内容に加え、中国化粧品業界の技術進歩への貢献が評価されたもので、今回、2つの大会において当社がエントリーした6件の論文全てが受賞しました。このうち「1等賞」を受賞した論文を含む2件は、中国現地の研究所で企画・推進まで全てをリードし創出された技術に関するものです。また、各分野で最も優秀な研究に贈られる「1等賞」については、資生堂として通算10回目の受賞となります。
これら、グローバルな研究開発ネットワークを活かして生み出された最新研究や高い技術を、グローバルに展開する「SHISEIDO」や「エリクシール」などの化粧品開発へ幅広く活用していきます。

授賞式にて1等賞を受け取る佘琛(シェー チェン)研究員

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1等賞を受賞した研究論文の概要

●タイトル:皮膚老化を制御する新規因子の発見:真皮-表皮の恒常性維持に向けた、テロサイトによるWNTシグナル経路調節の動的メカニズム
●発表者:資生堂 中国イノベーションセンター 佘琛(シェー チェン)研究員
●論文の概要:皮膚の老化は、細胞間のコミュニケーションが破綻することで進行することが知られています。近年、「テロサイト(以下、TC)」と呼ばれる細胞が、様々な臓器・組織の細胞間コミュニケーションにおいて重要な役割を担っていることが明らかになってきましたが、TCの皮膚内部での働きや老化との関係性は明らかになっていませんでした。本研究では、若齢層および高齢層の皮膚を比較解析することで、TCが加齢に伴って顕著に減少していることを発見しました。さらに、若齢層と高齢層のTC及び表皮細胞の遺伝子発現を解析したところ、若齢層のTCは表皮細胞とコミュニケーションし、肌のターンオーバーや紫外線防御機能に関わる遺伝子発現を高めることを明らかにしました。これらの発見は、TCが肌本来の若々しさを保つための重要な役割を担っていることを示唆しています。本研究成果により、TCを介した「細胞間コミュニケーションの活性化」という新たな視点から、画期的なエイジングケアソリューションの実現が期待されます。

資生堂 中国イノベーションセンター 佘琛(シェー チェン)研究員

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中国香料香精化粧品工業協会

中国香料香精化粧品工業協会(China Association of Fragrance Flavour and Cosmetic Industries, CAFFCI)はエッセンス・香料、化粧品および化粧品の原料、機器、包装、関連研究開発、デザイン、教育などの企業、機関、および個人で構成された非営利団体です。中国化粧品科学技術大会は年に一度※1開催される、化粧品に関する研究発表と学術討論の一大発表会であり、論文賞には、中国国内外の多くの企業・大学・研究機関が参加し、中国化粧品産業の技術進歩に貢献する優秀な論文が選考されています。
※1 2025年以降、毎年開催に変更。また、同年よりフレグランス部門は、中国香料香精科学技術大会として独立して開催。

※このリリースに記載されている内容は発表時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご留意ください。