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2021年11月17日

発行元:(株)資生堂

技術・研究開発

資生堂、国際研究プロジェクト「SIRIUS」でストレス評価に関する共同研究を開始

~ロシア科学アカデミー(RAS)と米航空宇宙局(NASA)の共同プロジェクトに参画~

資生堂はロシア・モスクワにあるロシア科学アカデミー生物医学問題研究所(以下、IBMP RAS)と共同研究契約を締結しました。今後IBMP RASが米航空宇宙局Human Research Program (HRP NASA)と共同で進める国際研究計画であるSIRIUSプロジェクト※1に参画し、「顔の表情対称性や動きのリモート計測によるストレス評価に関する研究」を産業医※2とともに行います。
SIRIUSプロジェクトは、月や火星への有人宇宙探査に向けて、長期間の閉鎖環境における生活が宇宙飛行士の心身に及ぼす影響を調べることを目的としています。今後2021年11月から8か月をかけて閉鎖環境における試験を実施します。本研究は、資生堂独自のR&D理念『DYNAMIC HARMONY』のInside/Outsideというアプローチで進めます。ストレスが肌や体に与える影響を解明し、心身をトータルでケアできるスキンビューティー領域における価値開発を目指します。同時に、非接触・遠隔条件下のストレス評価手法へも発展させていきます。
当社は、「世界で勝てる日本発のグローバルビューティーカンパニー」を目指し、今後も多様な視点でイノベーション創出に向け、挑戦を続けていきます。
※1 SIRIUS: Scientific International Research In a Unique terrestrial Station HP: http://sirius.imbp.ru/eng.html (英)、http://sirius.imbp.ru/(露)
※2 田村拓也(株式会社資生堂 産業医/ 合同会社たむラボ 代表社員)、中田博文(合同会社熊本産業保健研究所 代表医師)

SIRIUSプロジェクトの概要

SIRIUSプロジェクトは、2017年11月に開始したIBMP RASとHRP NASAが共同で進める国際研究プロジェクトです。本プロジェクトは、地球の軌道を超えて月や火星への有人宇宙探査における宇宙飛行士の心身への影響の解明とリスク解決策探索のために、長期間の閉鎖環境滞在における生活が心身に及ぼす影響を調べることを目的としています。当社は2016~17年に宇宙航空研究開発機構(JAXA)の閉鎖環境試験に参画し、2週間の閉鎖環境滞在での皮膚・唾液ホルモン・表情対称性などへの影響を見出しており、今回はSIRIUSプロジェクトが計画する8か月の閉鎖環境滞在試験へ応募した研究テーマが2020年10月に採択されました。今後、本プロジェクトにおいて2021年11月から8か月間にわたり閉鎖環境滞在における心身への影響を多方面から検証します。なお、本プロジェクトには世界10ヵ国以上の宇宙開発研究機関や大学などから約70の研究テーマの採択が決定しており、日本からは当社と筑波大学からの2つの研究テーマが採択されています。

※このリリースに記載されている内容は発表時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご留意ください。