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化粧療法研究室ハカセのブログ

ラベンダーリングに参加してきました

今年も認定NPO法人キャンサーネットジャパン主催の日本最大級のがんフォーラム「Japan Cancer Forum 2023(8/5,6オンライン開催) (外部サイトへのリンク)」内で、メイクと写真撮影を行い化粧とクリエイティブのちからによってがんサバイバーを応援するイベント「LAVENDER RING MAKEUP&PHOTO WITH SMILES」(以下、LR M&P)が開催されました。

今年のLR M&Pは、東京(8/5)だけでなく、愛知(6/24)、大阪(6/29)、福岡(9/2)、愛媛(9/23)でも開催しています。また、これまでに参加された方々のポスターを展示するポスター展も各地の自治体や医療機関で開催しています。是非お越しください。
詳細はこちら↓
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002453.000005794.html (外部サイトへのリンク)

私がお手伝いで参加した東京会場は、10代以下の子供から70代のシニアが参加され、素敵な笑顔であふれていました。そして、出来上がったポスターをお渡しするときには、歓喜の声とスタッフの拍手が沸き起こり、ご本人の写る1枚のポスターが本人だけでなく、ご家族や周囲の人を笑顔にそして元気にするパワーがあることを実感しました。ポスター展や書籍 (外部サイトへのリンク)でそのパワーを是非感じていただきたいです。
「がんとの共生」において、化粧のちからがお役に立てると信じています。

さて、6月のブログでも紹介しましたが、医療の現場でアピアランスケアが重要なテーマとなっています。弊社は、昨年、8か国の男女のがんサバイバー1,350人を対象に外見ケアに関するウェブ調査を行いました。
https://corp.shiseido.com/slqm/jp/information/information_230203.html
外見ケアに関する認知度や情報発信について2つの質問に対する日本人の調査結果(日本150名 内訳:女性100名、男性50名)を紹介します。

羅患する前に、がん治療に伴う
外見の変化に対するケアがあることを
知っていましたか

詳しく知っていた:8.0%、少し知っていた(聞いたことがある程度):53.3%

医療者から治療の副作用による
外見の変化について
説明がありましたか

外見変化の説明があり、対処方法の案内があった:54.0%

罹患する前に、がん治療に伴う外見の変化に対するケアがあることを知らなかった人は、38.7%でした。また、外見変化に対する対処法の案内や外見変化に関する説明がなかった、という回答が22.7%でした。
罹患前や変化が起こる前に情報が届いていれば、心の準備や何らかの備えもできたかと思います。社会全体に対する情報発信や医療の現場での情報発信を続けることが今後のアピアランスケア(外見ケア)の認知拡大や普及には欠かせません。
これからも医療機関と連携しながら、民間としてできる活動を続けていきたいと思います。

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