資生堂の化粧療法ハカセのブログ
アピアランスケア
12月のブログでいろんな化粧療法を紹介しましたが、がん領域では一般的にアピアランスケアと呼ばれています。
平成30年3月9日に閣議決定された「第3期がん対策推進基本計画」にアピアランスケアは盛り込まれ、がん患者等の就労支援を含めた社会的な問題の解決策の一つとして、その必要性が明記されています。
https://www.mhlw.go.jp/content/10901000/000559470.pdf (外部サイトへのリンク)
資生堂は、下記学会の会場内でブースを設け、がん患者に向けた取り組みの紹介を行います。参加される看護師の方は是非お立ち寄りください。
第34回日本がん看護学会学術集会
日時:2月22,23日
場所:有楽町 東京国際フォーラム
http://jscn34.umin.jp/ (外部サイトへのリンク)
また、高齢化という視点でがんを見ますと、、、
2012年にがんと診断された件数は、推定で約86.5万件(男50.4万件、女36.1万件)。
そのうち、65歳以上の高齢者は60.6万件(全がん罹患の70.0%)とのこと。
https://www.tyojyu.or.jp/net/topics/tokushu/koureisha-gann/gann-toukei.html (外部サイトへのリンク)
また、海外の論文には、2030年には、がん患者の70%が65歳以上なると報告されています。
Pal, SK., Hurria A. (2010) Impact of age, sex, and comorbidity on cancer therapy and disease progression. J Clin Oncol. 28(26)4086‒4093
やはり、アピアランスケアにおいても高齢化問題は避けられません。
今後も情報発信をして行きます。