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2026年07月16日

発行元:(株)資生堂

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資生堂 女性研究者サイエンスグラント 第19回受賞者決定

研究活動とキャリア形成を支え、次世代の指導的役割を担う女性研究者を後押し

株式会社資生堂(以下、資生堂)は、「資生堂 女性研究者サイエンスグラント」(以下、本グラント)の第19回受賞者10名(総応募者数137名)を選出し、2026年7月24日(金)に資生堂グローバルイノベーションセンターにて授賞式を開催します。
本グラントは、「次世代の指導的役割を担う女性研究者を支援することは科学技術の発展につながる」という考えのもと、自然科学分野の幅広い研究テーマ(理工科学系・生命科学系全般)を対象に、2007年度の設立以来、毎年最大10名の女性研究者へ研究助成を実施しています。主な特長としては、受賞者に贈られる各100万円の助成金を研究活動と出産・育児等のライフイベントを両立するための環境整備(学会参加の際の託児費用や研究補助員の雇用等)にも柔軟に活用できることが挙げられます。また、本グラントを通じた受賞者同士の交流が、その後の研究活動やキャリア形成のサポートにもなっています。
日本のSTEM※1領域におけるジェンダー・ギャップ解消への課題認識が高まる中、当社は女性研究者の研究継続やキャリア形成の支援を通じ、科学技術の発展とサステナブルな社会の実現に貢献していきます。
※1 Science, Technology, Engineering and Mathematics

女性研究者の現状と本グラントの役割

日本において研究者全体に占める女性の割合は19.0%※2と増加傾向にあるものの、諸外国と比較していまだ低い水準にとどまっています。近年、ライフイベントとの両立を支援する仕組みの整備や、女性限定ポストの増加など、女性研究者の働く環境を支える制度は徐々に整いつつあります。しかしその一方で、大学の教授や学長といった研究組織の意思決定の場に関与する女性の割合は、依然として少ない状況が続いています。
資生堂はこうした現状を踏まえ、将来指導的立場を目指す意欲がある女性研究者を支援することを目的に、2007年に本グラントを設立し、活動を継続してきました。本グラントは助成金の贈呈に加え、受賞者同士のネットワーク構築や先輩研究者との対話の機会創出など、研究継続とキャリア形成を後押しする取り組みにも注力してきました。過去の受賞者からは、本グラントがキャリア形成への意欲向上や、研究継続への自信につながっているといった声が寄せられています。
また、本グラントの過去の受賞者のうち、現在キャリアの中核を迎えた研究者の半数以上が指導的立場※3で活躍しており、これまでの本グラントの受賞者全体では、文部科学大臣表彰若手科学者賞を受賞した研究者が20名以上※4いるほか、さまざまな賞を受賞していることが確認されています。これらは研究者自身のたゆまぬ努力と研鑽によるものですが、本グラントが掲げる「次世代の指導的役割を担う女性研究者の支援」という目的が、確かな歩みとともに形になりつつあることを示しています。
※2 総務省2025年(令和7年)科学技術研究調査結果(https://www.stat.go.jp/data/kagaku/kekka/youyaku/pdf/2025youyak.pdf)
※3 資生堂による追跡調査において、機関の長または教授相当
※4 本グラント受賞前および受賞後の実績を含む、資生堂による追跡調査

今後の展望

女性研究者がさらに活躍の場を広げ、日本の科学技術が発展していくためには、研究組織の意思決定層に多様な視点が取り入れられることが重要です。また、研究現場において多様性を尊重する土壌を育んでいくことも求められます。こうした課題意識のもと、今年度の授賞式では文部科学省や元科学技術振興機構の有識者、また実際の現場で活躍する研究者など多様なステークホルダーが登壇し、産官学それぞれの視点から女性研究者の活躍に必要なアプローチについて多角的に議論します。資生堂は今後も、行政やアカデミアとの連携を深めながら、女性研究者がさらに活躍できる環境づくり後押しし、研究領域におけるダイバーシティの推進と日本の科学技術の発展に貢献していきます。

授賞式・研究報告会概要

<名称>資生堂 女性研究者サイエンスグラント式典2026
<テーマ>「行政、アカデミア、企業、それぞれの視点から女性研究者活躍のために必要なことを考える」
<日時>2026年7月24日(金)10:15~18:30
<会場>資生堂グローバルイノベーションセンター3Fホール(神奈川県横浜市西区高島1-2-11)

<第19回授賞式>
◆挨拶、受賞楯授与
 株式会社資生堂 取締役 代表執行役 社長 CEO 藤原憲太郎
◆来賓挨拶
 文部科学省 科学技術・学術政策局 人材政策課 人材政策推進室長 相原恵子様 
◆基調講演
 国立研究開発法人科学技術振興機構 前プログラム主管 山村康子先生
◆祝辞
 株式会社資生堂 ディビジョンオフィサー グローバルブランドプレジデント
 グローバルプレミアムブランド 冨田千晶
◆審査講評
 株式会社資生堂 執行役 チーフオフィサー チーフイノベーションオフィサー 
 グローバルテクノロジーオフィサー 東條洋介
◆受賞者OG講演
 神戸大学大学院人間発達環境学研究科 教授/研究科長 佐藤春実先生
◆社外審査員講演
 東京大学大学院工学系研究科マテリアル工学専攻 教授 近藤高志先生
◆第19回受賞者 受賞コメント

<第18回研究報告会>
◆第18回本グラント受賞者9名による研究発表及び討論 
◆懇親会

※このリリースに記載されている内容は発表時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご留意ください。