2021年07月09日
発行元:(株)資生堂
サステナビリティ
資生堂、がんサバイバーのためのオンラインイベントに参画
~「LAVENDER RING DAY 2021 SUMMER」8/21(土)・22(日)開催~
株式会社資生堂、株式会社電通の社員有志、特定非営利活動法人キャンサーネットジャパン(以下「CNJ」)の3社の社員が運営するがんサバイバー※1のためのプロジェクト「LAVENDER RING」は、8月21日(土)、8月22日(日)に無料オンラインイベント「LAVENDER RING DAY 2021 SUMMER」(以下、「本イベント」)を開催します。
本イベントは、がんになっても笑顔で暮らせる社会の実現のため、「がん」をより多くの人に知っていただくことを目的としています。オンラインでの開催は昨年に続き2回目となります。
日本では早期発見や治療技術の進歩により、がんと向き合って生きる期間が長くなる傾向が顕著になり、就労しながら通院しているがん患者も増えています。資生堂は、がんサバイバーが自分らしくいきいきと日常を過ごせるよう、外見変化をメイクアップでカバーする方法の案内や、セミナーなどを通じた「がんと就労」への支援を行っています。本イベントを通じて、がんサバイバーはもちろん周囲の方も笑顔で過ごすことのできる未来を目指します。
※1 「LAVENDER RING」における「がんサバイバー」とは:がんと診断された方、治療中、経過観察中、寛解されたなど、がんに罹患したことのあるすべての方たちを「がんサバイバー」と表記しています。
■「LAVENDER RING」について
LAVENDER RINGは、がんになってもいきいきと生活できる社会の実現に向けて、がんサバイバーと共生できる社会を作ることを目標としています。ラベンダー色をシンボルに、がんを知り、がんサバイバーをサポートする人のネットワークが輪になって増えていく姿をイメージし、その象徴になっていくことを目指します。
開催概要「LAVENDER RING DAY 2021 SUMMER」
■日程 2021年8月21日(土)、 22日(日)
■主催 LAVENDER RING
■サポーター 株式会社 資生堂、株式会社 電通、特定非営利活動法人キャンサーネットジャパン
■実施形式 オンライン
当社が主にサポートするイベント
■オンライン「MAKEUP & PHOTOS WITH SMILES」
「がんになっても、笑顔でいきいきと暮らす人がたくさんいる」そんなメッセージを社会に発信するためにこの企画は生まれました。がんサバイバーを対象に資生堂のビューティーコンサルタント※2、ビューティーセラピスト※3がオンラインにて1対1のメイクアップカウンセリングを行います。その後自分らしいメイクアップでいきいきとした姿を、ラベンダーリング特製のフレームに合わせ、自身のスマートフォンで撮影し写真を完成させるプログラムです。今回で9回目(オンラインでの実施は昨年に続き2回目)の開催となる企画で、100人限定で参加者を募集します。
※2 化粧品を通じて美しくなっていただく提案を行う当社の美容プロフェッショナル
※3 美容と介護の専門知識を持った当社のスタッフ
【日 程】 2021年8月21日(土)、22日(日) 10:30~12:00、13:45~15:15、16:00~17:30
定員100人(各日50人)
【申込要領】 https://www.japancancerforum.jp/makeup
参加無料 (締切2021年7 月30日 (金)15:00)
*ご応募はがんサバイバーの方に限り、応募多数の場合には選考とさせていただきます
■「LAVENDER RING CHANNEL」
8月22日(日)に生配信される「LAVENDER RING CHANNEL」は、がんサバイバーや家族が、より笑顔で自分らしく過ごして頂けるようなコンテンツを集めた番組プログラムです。トークセッション、フォトコンテストなど多くのプログラムが予定されています。
【日 程】 2021年8月22日(日)10:00~18:00
【申込要領】 https://www.japancancerforum.jp/lavenderringchannel
参加無料 (人数上限なし)
*「LAVENDER RING CHANNEL」の詳細のプログラム情報は、上記URLからご覧いただけます
「LAVENDER RING CHANNEL」の中で資生堂は主に以下3プログラムに協力します。
1. トークセッション 「外見ケアを社会で支える~ヘアドネーションを考える~」
がん治療の副作用によって生じる外見変化はさまざまです。その中でも、治療中の頭髪の脱毛は特に気になる悩みとしてあげられます。そこで、資生堂トップヘアメイクアップアーティストで、がんサバイバーへの情報開発・発信に積極的に取り組む神宮司芳子が、がん治療による外見変化・ヘアドネーション※4の意義・方法などをお伝えします。
※4 ヘアドネーションとは:何らかの原因で頭髪を失った方に、寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供する活動
2. フォトコンテスト
“わたし、あの時シャッター押しました。<わた押し> 「同じ景色でも、病気になってからは見え方が違う」”
がんサバイバーの方が感じる気持ちの変化を、写真を通じ一緒に感じることで、理解を深めることを狙いとした企画です。がんサバイバーの方に撮影した写真とともに思い出やエピソードを記して応募頂き、資生堂の広告を撮影しているフォトグラファー金澤正人が、「LAVENDER RING CHANNEL」内で写真とエピソードを紹介します。
【応募期間】 2021年7月9 日(金)~2021年8月6日(金)
【参加対象】 がんサバイバーの方で、ご応募いただいた写真をLAVENDER RINGプロジェクトの
広告などに使用することに了承いただける方
【応募作品要項】がんになってから撮影した思い出深い写真(1点のみ)とエピソード(200文字程度)
*ご自身が写り込んでいない写真であることが応募条件
【応募方法】 以下フォームから、写真をアップロードしてください。
あわせて、どんな思い出があるかを200文字程度で記載してください(短くても構いません)。
https://www.japancancerforum.jp/wataoshi
3. LAVENDER RING DESIGN AWARDS
がんになってもいきいきとした生活を送る社会を、よりクリエイティブな観点から作っていくことを目的にした、クリエーターやイノベーターを輩出する賞です。多くのデザインを手掛けている資生堂クリエイティブ本部の川合加奈子が審査員を担当します。
■神宮司 芳子(じんぐうじ よしこ)プロフィール
資生堂 トップヘアメイクアップアーティスト
2002年、資生堂入社。資生堂の宣伝広告をはじめ、モデルや女優のヘアメイクを数多く手がける他、サロンワークに携わり、2018年資生堂美容室エグゼクティブビューティーディレクターに就任。また、がん患者さまへの「外見ケア」をライフワークとして取り組んでいる。国内の美容業界の最高峰に位置するJHA(ジャパン・ヘアドレッシング・アワーズ)でグランプリを2度受賞。現在は生活に役立つ美容情報の開発や、独自の前髪メソッドの配信も行っている。
■金澤 正人(かなざわ まさと)プロフィール
資生堂 クリエイティブ本部フォトディレクター
1988年、資生堂入社。女優やタレントから商品写真まで、資生堂の広告写真を多数手がける。
(社)日本広告写真家協会会員。2017 年からLAVENDER RINGの活動に参加し、MAKEUP & PHOTOS WITH SMILESでは、これまで230組のがんサバイバーの笑顔を撮影している。
■川合 加奈子(かわい かなこ)プロフィール
資生堂 クリエイティブ本部 ジャパンクリエイティブユニットVP
2007年 資生堂入社。エリクシールプロダクトクリエイティブディレクターの他、資生堂ジャパンブランド パッケージクリエイションに携わる。
資生堂 ライフクオリティー メイクアップについて
資生堂 ライフクオリティー メイクアップは、あざや白斑、やけどあとや傷あと、がん治療などによる見た目の変化といった、肌の深いお悩みを持つ方のために、商品開発、トータルメイクのご提案のほか、専用商品であるパーフェクトカバー シリーズの商品開発を通じさまざまなサポート活動に取り組んでいます。
がんサバイバーを支援する活動の1つとして「LAVENDER RING」に参加し、 2018年からメイク&撮影会「MAKEUP & PHOTOS WITH SMILES」を毎年開催しています。
資生堂は、外見上の悩みを抱える全ての方が自分らしく日常を過ごせるよう、メイクアップでのサポート活動を行っています。
※このリリースに記載されている内容は発表時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご留意ください。