2021年02月09日
発行元:(株)資生堂
経営・業績
資生堂、アクセンチュア株式会社との戦略的パートナーシップによりデジタルトランスフォーメーションを加速
株式会社資生堂(本社:東京都中央区、代表取締役 社長 兼CEO 魚谷雅彦、以下資生堂)は、アクセンチュア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 江川昌史、以下アクセンチュア社)と、デジタルマーケティングの加速、グループ全体の基幹業務システムの統一・標準化、及びデジタル専門分野での社員のスキル向上を目的に戦略的パートナーシップを結ぶことに合意しました。これによりデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させ、変化するお客さまと市場環境に迅速に対応し、日本の事業モデルを革新していきます。今後、このパートナーシップの円滑な推進のために、合弁会社設立を検討していきます。
背景
資生堂は、中長期経営戦略「WIN 2023 and Beyond」の中で、スキンビューティー領域をコア事業とする抜本的な経営改革を実行し、2030年までにこの領域における世界のNo.1企業になることを目指しています。その一環として「デジタルを活用した事業モデルへの転換・組織構築」を掲げています。デジタルを中心とした事業モデル改革、グローバル標準のICTインフラとオペレーションの構築、さらにデジタル領域での人材の強化に取り組み、「世界で勝てる日本発のグローバルビューティーカンパニー」を目指し、さらなる成長と発展のために進化していきます。
パートナーシップのねらい
デジタル領域で多くの支援実績を持つアクセンチュア社との今回の戦略的パートナーシップにより、資生堂は日本事業をはじめとしたグループ全体のデジタルトランスフォーメーションを更に加速していきます。
時代や環境に応じて変化を続けるお客さまの美容体験・購買行動の分析と理解に、アクセンチュア社の強みである先進的なAI、アナリティクスやオートメーションなど、デジタル領域における多岐にわたる専門人材を活用することで、デジタルを活用して個客に合わせ、お取引先小売店とも連携しながら、オンラインとオフラインを融合した体験を提供する新事業モデルへの転換を推進します。
また世界約120の国と地域でビジネスを展開する資生堂グループ全体で、業務推進上のプロセス、システム、データの標準化、統一化によって業務プロセスの高度化および効率化を図ります。グループ全体でクラウドベースの単一の情報システムを構築することで、全世界共通の経営情報やデータの見える化、決算の早期化、在庫管理の高度化、グローバル需給管理といったデジタル変革の実現に不可欠な基幹業務プロセスの刷新を目指します。
さらに、資生堂はデジタル時代に適応した高度なスキルを持つ社員の育成に、アクセンチュア社のノウハウを活用していきます。社員一人ひとりの特性や希望に応じて、人工知能などの先端テクノロジーの知識、変革推進のマネジメント力など、幅広い研修プログラムを組み合わせることができるアクセンチュア社の専門家による実践形式のトレーニングによって社員のスキル向上を強力にサポートします。
<アクセンチュア株式会社概略>
・社名 アクセンチュア株式会社
・代表者 代表取締役社長 江川 昌史
・所在地 東京都港区
・設立 1995年12月
・資本金 3億5千万円
・従業員数 約15,000人
・事業内容 ストラテジー&コンサルティング、インタラクティブ、テクノロジー、オペレーションズの4つの領域でのサービスとソリューションを提供
*アクセンチュアの詳細はwww.accenture.comを、アクセンチュア株式会社の詳細はwww.accenture.com/jpをご覧ください。
※このリリースに記載されている内容は発表時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご留意ください。