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2020年12月02日

発行元:(株)資生堂

技術・研究開発

資生堂、男性は女性よりも肌のストレス耐性が低いことを発見

デリケートな男性の肌を根本からケアする新たなアプローチ

資生堂は、男性の肌は女性よりも抗酸化力が弱く、酸化ストレス※1の影響を受けやすいことを発見しました。また、緑茶抽出液、椿種子抽出液に酸化ストレスを抑制する効果があることを確認しました。これまで、一般的に男性は女性よりもバリア機能が低く、皮脂量が多いなど、女性と異なる特徴をもつことが知られていましたが、男性の皮膚生理の特徴は十分には解明されていませんでした。今回当社が初めて明らかにした男女の抗酸化力の違いは、皮膚生理の違いを生む根本的な原因の一部であり、不足している抗酸化力を高めることで、肌そのものを内側から健やかに整え、ストレスに負けない美しい肌に導くことができる可能性があります。
今後、長年にわたりお客さまの年代・性別ごとの皮膚生理や嗜好性について研究した成果を活用して、資生堂だからこそできる、男性に特徴的な皮膚生理に応じた新しいアプローチを提案していきます。

※1 紫外線ダメージなどにより酸化ストレスが高まると、肌本来がもつうるおい、透明感、ハリなどを保つ機能が低下します。

男女の皮膚生理の違い

当社が実施した20~30代男女を対象にした調査では、肌の水分量には大きな差が見られない一方で、男性は女性と比較して紫外線ダメージを受けやすく(図1)、バリア機能が弱い(図2)といった特徴があることがわかりました。また、男性は女性よりも毛穴が多く、皮脂量が多い傾向にあること(図3)がわかりました。このように、性別ごとに異なる皮膚生理の特徴をもつことが少しずつ明らかになってきています。しかし、男性の皮膚生理の特徴は十分には解明されていませんでした。

図1: 最小紅斑量(紫外線ダメージの受けやすさ)の比較

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図2: 水分蒸散量(バリア機能の弱さ)の比較

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男性の肌は女性よりも肌ストレス耐性が低い

本研究では、男性は女性と比較して抗酸化力が弱く、酸化ストレスの影響を受けやすいことを発見しました。さらに、肌の老化に関係する炎症指標を調べたところ、微弱な炎症の指標が女性よりも高いことがわかりました。これらは、男女の皮膚生理の違いを生む根本的な原因の一部であると考えられます。さらに、男性はスキンケア・サンケア意識が女性よりも低い傾向にあることなど、生活習慣の違いも加わり、結果的に男性は女性よりも老化や肌トラブルを引き起こしやすくなっていることが示唆されます。

不足している抗酸化力を補うため、有用な成分を探索した結果、緑茶抽出液、椿種子抽出液に酸化ストレスを抑制する作用があることを確認しました。これらの有用成分は、肌のストレス耐性をサポートする効果が期待されます。

乾燥や肌あれなどの肌悩みに対応したケアに加えて、こうした根本的なアプローチをすることは、紫外線などの外界からのダメージに負けずに健やかで美しい肌を目指すためにとても重要です。今後、得られた知見を応用し、男性に特徴的な皮膚生理に応じた新しいアプローチを提案していきます。

参考:関連する主なニュースリリース

※このリリースに記載されている内容は発表時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご留意ください。