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2020年10月28日

発行元:(株)資生堂

研究・サプライネットワーク

第31回国際化粧品技術者会連盟(IFSCC)横浜大会2020で最優秀賞獲得

~大会史上初、8大会連続、24回目の最優秀賞獲得~

資生堂は、2020年10月21日~10月30日にオンラインで開催中の「第31回国際化粧品技術者会連盟横浜大会2020」(The 31th IFSCC Congress 2020 Yokohama)において、436件の研究※1(口頭発表 69件、ポスター発表 367件) が発表された中で、当社の江連智暢(えづれ とものぶ)フェローの研究テーマ「見た目の老化に対する新たなスキンケア」が「口頭発表基礎部門」の最優秀賞を受賞しました。江連智暢フェローは前人未到の4大会連続の最優秀賞の受賞です。
本大会における当社の最優秀賞の受賞は8大会連続、また総受賞回数は通算28回※2(うち最優秀賞は24回)となり、世界の化粧品メーカーの中では最多の受賞回数となります。
今後もグローバルレベルで高く評価される研究開発力を強みとし革新的な価値を作り続け、当社の企業ミッションである「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD(ビューティーイノベーションでよりよい世界を)」の実現に向け、世界中のお客さまへ美のイノベーションを届けます。
※1 当初の発表予定テーマ数は441件(口頭発表 69件、ポスター発表 372件)
※2 最優秀賞および優秀賞の合計回数。数字には奇数年に開催される「IFSCC Conference」における受賞回数も含む

受賞テーマの概要

【口頭発表基礎部門・最優秀賞】
受賞タイトル:見た目の老化に対する新たなスキンケア
発表者:資生堂グローバルイノベーションセンター 江連智暢フェロー(アドバンストリサーチセンター)
研究の概要:
顔の見た目は加齢とともに大きく変化し、グローバルレベルで大きな悩みとなっています。今回、国際医療福祉大学医学部形成外科学 松﨑恭一主任教授と自治医科大学、生理学研究所との共同研究により、顔の見た目の老化が進むメカニズムを明らかにしました。これにより見た目の老化を改善する可能性を見出しました。この研究を応用し、新たなスキンケア製品の開発を進めていきます。

IFSCC(国際化粧品技術者会連盟)について

IFSCC (The International Federation of Societies of Cosmetic Chemists)は、1959年、8カ国の化粧品技術者会の参加により結成された、世界中の化粧品技術者による、より高機能で安全な化粧品技術の開発へ向けて取り組む組織です。現在は79の国と地域を代表する49の団体の約16,000名の会員から構成され、偶数年に開催される「IFSCC Congress」には、数百報の研究発表と1,000名を超える参加者があり、名実ともに化粧品や肌などに関する世界で最も権威のある研究発表の場となっています。さらに、若手研究者の教育や発展途上の加盟国の啓発を目的に奇数年に開催される「IFSCC Conference」では、2003年より最も優れた研究発表1編を最優秀賞として表彰しています。
なお、今回の横浜大会2020は新型コロナウイルス感染症の影響によりオンラインでの開催となりましたが、436テーマ(口頭発表69、ポスター発表367)の研究発表と約1,200名を超える参加登録がありました。

▼資生堂企業ウェブサイト「IFSCC大会受賞研究の紹介」
https://corp.shiseido.com/jp/rd/ifscc/

※このリリースに記載されている内容は発表時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご留意ください。