2020年03月18日
発行元:(株)資生堂
研究・サプライネットワーク
資生堂、中国・上海に新たな研究開発拠点を設立
中国イノベーションセンターの強化に向け、美容・健康産業特区「東方美谷」に進出
資生堂は、3月17日(火)に中国・上海奉賢区の美容・健康産業特区「東方美谷(The Oriental Beauty Valley)」(以下:東方美谷)に、中国イノベーションセンターの新たな拠点を設立することを発表しました。
東方美谷は2015年に設立された、化粧品、食品、医薬品、バイオテクノロジーなど美容・健康産業を中心とした経済特区です。「中国の化粧品の都」と呼ばれ、幅広い産業および人材が集まり、中国のみならず全世界の美容・健康産業の発信地となることが期待されています。また、世界の化粧品市場売上ランキング※上位の化粧品会社で東方美谷に進出するのは、資生堂が初めてです。
資生堂は今後、同地区内で展開する様々な企業・機関と協働し、中国の化粧品業界をリードするとともに、グローバルでの持続的な成長を加速していきます。
※WWD The 2018 Beauty Top 100 Rankingより
中国イノベーションセンターの新たな拠点について
資生堂は、中国現地の市場動向をとらえた既存ビジネスのイノベーションにより新たな価値創造と新規事業開発の推進拠点として「中国事業創新投資室」を2019年に設立しました。今回設立する新拠点は、技術のイノベーションを通じて先進的な研究開発や化粧品のプロトタイプの開発などを行う技術革新の拠点と位置付けます。多くの企業や研究機関が集まるこの東方美谷で、本業を通じたサステナブルな価値の創造を目指します。
新たな拠点は、他機関・企業とのコラボレーションにより多様な発想を取り入れる研究スタイルを主軸とし、下記研究に取り組みます。
・環境に配慮した化粧品の研究:将来にわたり重要な環境に対応した化粧品の技術とプロタイプ開発など
・新たな有用性評価法研究:中国のお客さまに寄り添った肌悩みへの改善度評価法や化粧品持続効果評価法など
東方美谷(The Oriental Beauty Valley)について
・所在地:中国・上海奉賢区中部
・設立年:2015年
・参入企業:化粧品、食品、医薬品、バイオテクノロジーなど
※このリリースに記載されている内容は発表時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご留意ください。