大会ダイジェスト
櫻井 心那選手
1R71 2R71 3R68 FR68
Total278(-10)
天候にも恵まれ、8,349人ものギャラリーが集まった最終日。手に汗を握る接戦となり、優勝争いは終盤にスコアを伸ばした櫻井 心那 選手と桑木 志帆 選手のプレーオフとなりました。
18番ホール（Par4）で行われた2人のプレーオフは2ホール目に突入。プレッシャーがかかるティーショットは、2人ともフェアウェイをキープ。第2打も、2人ともグリーンオンし、バーディーチャンスにつけましたが、桑木選手は惜しくもパットを決められずパー。櫻井選手は、下りのスライスラインを見事に読み切ってバーディーとなり、ツアー初優勝を果たしました。
表彰式でのチャンピオンズスピーチでは、「今季初めての優勝争いで、昨日の夜から緊張していました。さらに初めて経験するプレーオフでは、心臓の音が聞こえるくらいでしたが、ステップ・アップ・ツアーでの5勝の経験が生きました。良いプレーができたと思います。」と満開の笑顔で振り返りました。
また、将来の目標を聞かれた櫻井選手は、「アメリカなど、世界ランキングを意識しながらキラキラした世界で活躍することが目標です。まだまだ課題も山積みなので、成長して強いプロゴルファーになりたいです。」と力強く語りました。
惜しくもプレーオフで敗れた桑木 志帆 選手が2位、9アンダーの3位に岩井 明愛 選手、8アンダーの4位に宮田 成華 選手が入りました。
ベストスコア賞は5アンダーで、永峰 咲希 選手、野澤 真央 選手、濱田 茉優 選手の３選手、ベストアマチュア賞は地元・神奈川県出身の15歳、新地 真美夏 選手が輝きました。
大会3日目は朝から雨が降り続き、10時から約25分間の競技中断をはさみながらもラウンドを無事終了。7アンダートップタイには藤本 麻子 選手、桑木 志帆 選手、宮田 成華 選手、岩井 明愛 選手の4名が並ぶ混戦。1打差6アンダーの5位に櫻井 心那 選手、5アンダーの6位には永井 花奈 選手と続く。
3日目フォトギャラリー初日を超える4,386名のギャラリーが来場した大会2日目。午後になり瞬間最大風速15.6m/sを観測した天候の中、7アンダー単独トップに立ったのは、ただひとり2日間60台（69-68）でプレーした永井 花奈 選手。1打差の2位タイには桑木 志帆 選手、5アンダーの3位タイには藤本 麻子 選手、吉田 優利 選手がつけています。アマチュアは、ナショナルチームメンバーでもある新地真美夏 選手がイーブンパー29位タイで予選を通過。
2日目フォトギャラリー30度を超す真夏日となった初日、4,097名のギャラリーが戸塚カントリー倶楽部に来場。リーダーボードのトップタイには5アンダーで宮田 成華 選手、ペ ソンウ 選手の2名が並ぶ。1打差の3位タイにはサイ ペイイン 選手、桑木 志帆 選手、3アンダーの5位タイには吉田 優利 選手、永井 花奈 選手、金澤 志奈 選手、佐藤 心結 選手、後藤 未有 選手、濱田 茉優 選手がつける。5名出場しているアマチュアの中では、橋本 美月 選手と荒木 優奈 選手が48位タイと予選通過圏内。
初日フォトギャラリー