コース紹介

選手の様々な適応能力と想像力が
さらに求められるセッティングに‼

戸塚カントリー倶楽部 西コースは、過去に日本女子オープン競技など多くのトーナメントが開催されている、非常に難度が高い歴史あるコースです。起伏に富んだ地形や傾斜のある砲台グリーン(フェアウェイよりも高い位置にあるパッティンググリーン)などがあり、スコアを出すためには、高度な戦略性が求められ、グリーンに向かうショットの正確性がとても重要です。

25年大会は、2番と13番のPAR5のティーイングエリアを変更し、昨年より69Y距離が延びTotal 6,766Yのセッティングで考えています。私の考えにある「難しいPAR5をつくる」という思いが実現しました。4日間通して選手のあらゆる技術を引き出せるようなセッティングを目指し、マネジメント力がとても問われるコースになっていると思います。

一瞬たりとも気を抜けないホール構成になり選手がどのようにチャレンジしてくるのか、ぜひご注目ください。

コース解説
中野 晶(JLPGAコースセッティング担当)

戸塚カントリー倶楽部 西コース
Totsuka Country Club West Course

マップは拡大できます
No Yard Par
1 426 4
2 534 5
3 391 4
4 340 4
5 180 3
6 413 4
7 549 5
8 171 3
9 380 4
OUT 3,384 36
10 381 4
11 202 3
12 333 4
13 523 5
14 147 3
15 410 4
16 593 5
17 392 4
18 401 4
IN 3,382 36
合計 6,766 72

No.1

426Yards/ Par4

ティーショットが約20ヤード打ち下ろしのパー4。フェアウェイの幅が広めだが、スターティングホールなので、丁寧に打っていきたい。

No.2

534Yards/ Par5

2025年より534Yを使用。24年より38Y距離が伸び「チャンスだったPAR5」が「気の抜けないPAR5」となる

No.3

391Yards/ Par4

キッチリ攻めてバーディーを取って流れに乗りたい。

No.4

340Yards/ Par4

No.5

180Yards/ Par3

ティーイングエリアとグリーン上で風の感じ方が違うホール。カップが手前に切られた時はグリーン手前のバンカーに入る可能性が高くなり、難度が上がる。

No.6

413Yards/ Par4


アゲインストになりやすいホールです。風向き次第では難易度が大幅に上昇。気が抜けないホールです。

No.7

549Yards/ Par5

S字打ち上げのパー5。右にカップが切られている時は、より正確なボールコントロールが必要。右にボールを落とすと、ボギーもしくはダブルボギー以上叩くこともある。

No.8

171Yards/ Par3

No.9

380Yards/ Par4

左サイドに林、右サイドにフェアウェイバンカーが効いており、狭く感じるホールなので、レイアップする選手が多くなるかもしれない。ドライバーでバンカーを越えて、フェアウェイキープが出来たらバーディーチャンスにつけやすくなる。

No.10

381Yards/ Par4

1番ホールと同様にティーショットが打ち下ろしのホール。グリーンの傾斜に注意しながら、丁寧に攻略したい。

No.11

202Yards/ Par3

距離のあるパー3。無理は禁物、グリーンセンターを狙ってしっかりパーセーブしたい。

No.12

333Yards/ Par4

左右に林があり、狙いが狭く感じる。ティーショットをグリーン面が見えるフェアウェイにしっかり打たなければならない。そして、奥からの傾斜が強いグリーンにも注意が必要。

No.13

523Yards/ Par5

左ドッグレッグのパー5。左右のクロスバンカーを避け、先ずはティーショットをフェアウェイに打ちたいホール、砲台グリーンのため、3打目を得意な距離で打てるようマネジメントする必要がある。

No.14

147Yards/ Par3

グリーン奥からの傾斜が強くパッティングが難しくなるので、ピンの上には乗せたくない。

No.15

410Yards/ Par4

勝利のキーホール

戸塚CCの中で1番難しいホール。フェアウェイが左に傾斜しており、ティーショットがラフに入りやすい。セカンドショットは傾斜地からのショットとなり、さらに打ち上げで見えないグリーンへ打たなければならない。コースマネージメント力が大切なホール。
2024年難易度1位

No.16

593Yards/ Par5

2025年も593Yを使用。「距離の長いPAR5」
グリーンも傾斜が強く選手のマネジメント力が問われるホールになる。

No.17

392Yards/ Par4

セカンド地点からグリーンまで打ち上げているので、ヤーデージ表示よりも長く難度が高いホールとなる。左足上がりのライからどれだけピンに寄せられるのか、ショット力が大切である。

No.18

401Yards/ Par4

勝利のキーホール

2024年より401Yを使用し難易度が急上昇。
安全にティーショットを左右のバンカーを避けてフェアウェイに置くかティーショットで左右のバンカー超えを狙いバーディーを狙うか選手がどのようにチャレンジしてくるのか、注目ください。