ハイライト(2019)
渋野 日向子 選手
1R71 2R68 3R66 FR71
Total276(-12)
初開催の「資生堂 アネッサ レディスオープン」が、7月4日(木)~7日(日)に戸塚カントリー倶楽部 西コース(神奈川県)で実施された。
4日間を通じて天候が不順で風が強く、非常に難しいコンディションでアンダーパーを出せる選手がほとんどいない中で、「我慢ができる選手」が上位に食い込む展開となった。
3日目、2位タイからスタートしたイ・ミニョンが「67」とスコアを5つ伸ばし13アンダーでトップに浮上。10位タイだった渋野
日向子は「66」と猛追し、1位と2打差の2位に浮上した。
最終日はイ・ミニョンが後続の追従を許さず、13番ホールでは2位に4打差をつけトップを独走。このまま逃げ切るかと思われたが15番ホールでまさかのダブルボギー。同じ15番ホールで15メートルのロングパットを沈めバーディを奪った渋野日向子が1打差に迫った。そして17番、渋野が3メートルを沈めバーディ。ついにイ・ミニョンに並んだ。
最終の18番ホールはともにパーとしてプレーオフに突入。1ホール目でイ・ミニョンがダブルボギーを叩いてしまったのに対し、渋野はしっかりとパーをセーブ。優勝を果たした。
七夕に開催されたトーナメントの初代女王は、渋野 日向子選手
大会コンセプト「強く、美しく、輝くとき。」を表現した江戸切子のトロフィーで、渋野選手の健闘が称えられた。
記念すべき第1回は、梅雨の悪天候の中ながら、4日間で24,076人のギャラリーにご来場いただき、2005年日本女子オープン以来の女子大会開催だった戸塚カントリー倶楽部を彩った。