OUR CREATORS
70年の活動を紡いできた“舞台裏”には、
さまざまな立場で活動に寄りそってきた
資生堂社員のプロフェッショナルな働きがありました。
次世代にもつなげていくその「技」と「想い」をご紹介します。
Vol. 3 ヘアメイクアップアーティストが社会活動をリードする
神宮司 芳子 / 豊田 千尋
ヘアメイクアップアーティスト
ヘアメイクによる「外見ケア」をライフワークに
「資生堂 ライフクオリティ― メイクアップ」の普及、「パーフェクトカバー」の誕生、そして「資生堂 ライフクオリティ― ビューティーセンター」の開設には、1970年代からヘアメイクアップアーティストとして、パリ・コレクションなどで活躍してきた大城喜美子*の存在が大きく寄与している。その精神は受け継がれ、今もなお多くのヘアメイクアップアーティストたちが、社会活動に携わっている。
資生堂ビューティークリエイションセンター**の神宮司芳子は、広告制作などのクリエイティブの現場で、数多くのヘアメイクを行ってきた活動歴20年以上のヘアメイクアップアーティストである。資生堂美容室のエグゼクティブビューティーディレクターという肩書きも持ち、美容室での接客活動も行っている。
そして、毎月第4月曜日は、資生堂 ライフクオリティー ビューティーセンターで、がん治療による副作用や病気、ケガなど頭髪にお悩みをお持ちの方へのヘア&ウィッグのカウンセリングを行っている。近年はヘアメイクによる「外見ケア」をライフワークとして取り組み、美容情報の発信やウィッグの開発にも携わる。
「広告制作などでのヘアメイクは表現力や感性が求められます。一方、資生堂 ライフクオリティ― ビューティーセンターや美容室では、お客さまのお悩みやニーズに寄りそい、髪や肌に触れさせていただきながら、自身の技術や感性を磨くことにもつながると感じています。以前、私の上司ががんに罹患し、ウィッグのカットをお願いされたことがありました。
その時、とても喜んでくれたことがきっかけで、自分の技術や経験を通じて一人でも多くの方に笑顔になってもらえることが何より嬉しいことだと実感しました。メイクはもちろん、得意とするヘアも含めたトータルな提案で、外見のお悩みに寄りそった活動をしていきたいと思います。」
一人でも多くの方に、笑顔になってもらえるように
2024年から資生堂 ライフクオリティー メイクアップを担当する豊田千尋は、資生堂にパーソナルビューティーパートナー(美容部員)として入社後、全国のデパートで「トップメイクアップクリエイター(店頭アーティスト)」として活動したのち、ヘアメイクアップアーティストに転身したキャリアを持つ。
現在は、クリエイティブなメイクアップ活動やメイクアップブランドの商品開発などに携わる一方で、2025年にリニューアルしたパーフェクトカバーの全国の取扱店向けセミナーに講師として参加し、ファンデーションの色選びや使い方のコツを直接案内し、普及活動に力を注いでいる。
「資生堂 ライフクオリティー メイクアップの活動に携われることを誇りに思います。メイクアップさせていただく際は、話しやすい“空気感”と、安心してもらえる“距離感”を大切にしています。
パーフェクトカバーの取扱店向けセミナーでは、使い方のちょっとしたポイントをお伝えしたところ、『自信を持っておすすめできそう』とおっしゃっていただき、参加できてよかったと感じました。
より多くの方にこの活動を知っていただき、一人でも多くの方が資生堂 ライフクオリティー メイクアップを通じて、笑顔になってもらえるように尽力していきたいと思います。」
*大城喜美子については、当サイトのHISTORYを参照
**プロのヘアメイクアップアーティストが約40名在籍し、宣伝広告のヘアメイクアップ、メイクアップ商品のカラークリエイションをはじめ、パリ・東京などで開催されるファッションコレクションのバックステージで活躍し、最先端のトレンド情報をグローバルに発信している。
*当取材は、2026年1月に実施したものです。