資生堂の化粧療法ハカセのブログ
歯科医院と調剤薬局の共通点
6月に調剤薬局で働く薬剤師、7月に歯科医院で働く歯科衛生を対象に講演をさせていただきました。
どちらも今後の超高齢社会において、高齢者が健康を維持するためになくてはならない重要な職種です。
この2つの職種の職場である歯科医院と調剤薬局に共通することは何でしょうか?
答えは、「かかりつけ」です。
どちらも国の方針で、「かかりつけ歯科医院」、「かかりつけ薬局」となることが求められています。
- 日本歯科医師会
https://www.jda.or.jp/jda/other/kakaritsuke.html (外部サイトへのリンク) - 日本薬剤師会
https://www.nichiyaku.or.jp/kakaritsuke/about.html (外部サイトへのリンク)
地域の住民が、「かかりつけ」をつくることで、健康管理や予防に対する意識が高まることから、健康寿命の延伸につながるといわれています。
では、「かかりつけ」になるには、どうしたらよいでしょうか?
やはり住民に信頼されなければ、かかりつけてもらえないと思います。
地域住民のために地域に出て、行政と連携して地道に保健活動をしてかないと住民の信頼は得られません。
地域での顔の見える活動が今後求められることが予想されます。
化粧療法は地域活動のお役立ちツールとしてご活用いただけます。
口腔ケアを楽しく伝える、薬の副作用をわかりやすく伝えるなど、専門知識にちょっと化粧療法を織り交ぜるだけで、地域の住民が興味をもって、楽しみながら参加できる活動にかえることができます。
是非ご検討下さい。