2026年03月19日
発行元:(株)資生堂
商品・ブランド
資生堂、「Spikes Asia 2026」でグランプリを含む2つの賞を受賞
~食文化の継承と日本の美意識を表現した2作品が国際的に評価~
株式会社資生堂(以下、資生堂)は、シンガポールで開催されたアジア地域最大の広告コミュニケーションフェスティバル「Spikes Asia 2026」において、絶滅の危機に瀕している食文化「男木(おぎ)みそ」を缶詰として保存するプロジェクト「BEST AFTER 2055」がDesign部門でグランプリを、書き初めと化粧行為の音を掛け合わせ日本の美意識を表現した年賀状作品「MAKEUP CALLIGRAPHY」がPrint and Publishing部門でブロンズを受賞しました。
Spikes Asiaは、カンヌライオンズの地域版フェスティバルとして1986年に設立された国際賞です。「BEST AFTER 2055」はDesign部門に寄せられた109点の応募作品より選出された10点の受賞作品の中から、最も高い評価を受け、グランプリに輝きました。なお、本作はBrand Experience and Activation部門およびDesign部門のProduct Designもショートリストに選出されています。
資生堂は、「ひととの繋がりの中で新しい美を探求・創造・共有し、一人ひとりの人生を豊かにする」という2030年ビジョンと、「一瞬も 一生も 美しく」というスローガンのもと、今後も独自の価値創造・価値伝達力を高め、新しい美の探求を続けてまいります。
受賞作品「BEST AFTER 2055」について
香川県高松市・男木島(おぎじま)で親しまれてきた家庭の味「男木みそ」は、島の高齢化に伴い、絶滅の危機に瀕しています。資生堂は、瀬戸内国際芸術祭をきっかけに男木島を訪れ、この現状を知ったことから、文化継承の一歩として「男木みそ缶」を開発しました。「これが最後の男木みそになるかもしれない」というメッセージを込めた、地域の食文化を未来へとつなぐための保存缶詰です。
缶の天面に刻まれた「BEST AFTER 2055」は、このままいくと男木みそが絶滅すると算出した年を示しており、文化を継承できるかどうかの重要なボーダーラインを象徴しています。受け継がれてきたものを未来へと手渡す新たな継承のあり方として、島民とともに“男木島らしい男木島をのこす”体験デザインを推進した作品です。
<クレジット>
• Creative Director/Copywriter:宮澤 ゆきの
• Art Director:池田 昂己
• Product Art Director:笹木 拓歩、朴 ミンフ
• Account Director:中山 怜
• Ideator:杉友 ジョージ 壮 (フリーランス)
• Production:ビービーメディア株式会社
• Partner:福井 大和、石部 香織 (男木島)
• Client:香川県高松市
受賞作品「MAKEUP CALLIGRAPHY」について
日本の「書き初め」は、書道を用いて新年の抱負を記す伝統的な慣習です。資生堂は、この千年以上にわたり受け継がれてきた文化を現代的に再解釈し、化粧品マーケティングが持つ感覚的な魅力と、「書き初め」の流れるような筆の動きを融合させた独自の芸術表現を創り出しました。
作品には漆黒のシズルを配し、化粧品の使用感を想起させる擬音語を、資生堂独自の書体で表現しています。意図的に色彩を排することで、精緻な造形と質感を際立たせ、力強く鮮烈な存在感を放っています。日本の伝統的美意識と現代的な美容概念を融合させた本作は、資生堂クリエイティブ株式会社の年賀状として、2025年の幕開けを祝して、パートナー企業や関係者へ約900通送付されました。
<クレジット>
• Art Director & Designer:寒川 紗代子
• Copywriter:宮澤 ゆきの
• Account Executive:橋本 紗希
• Photographer:伊東 祥太郎 (フリーランス)
• Ideator: 杉友 ジョージ 壮 (フリーランス)
• Stylist:Aude Angot (フリーランス)
※このリリースに記載されている内容は発表時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご留意ください。
