2026年03月02日
発行元:(株)資生堂
サステナビリティ
資生堂、IAUD国際デザイン賞2025で金賞を受賞
~色覚多様性を体感する新しいメイク提案「MY COLOR MY BEAUTY」~
株式会社資生堂(以下、資生堂)は、色覚多様性を体感できるメイク提案「MY COLOR MY BEAUTY」によって、一般財団法人 国際ユニヴァーサルデザイン協議会(以下、IAUD)が主催するIAUD 国際デザイン賞2025において、ユニヴァーサルデザイン全般部門の金賞を受賞しました。
本賞は、“一人でも多くの人が快適で暮らしやすい”社会の実現に向け、顕著な取り組みや提案を行なっている団体・個人に対して贈られるものです。当社はこれまでにも、肌に深いお悩みをお持ちの方々を「化粧の力」で支援する社会活動「資生堂 ライフクオリティー メイクアップ」(2022年金賞)などで受賞しており、今回は企業として通算7回目の受賞となります。
今回の受賞作品「MY COLOR MY BEAUTY」は、日本国内に約300万人いるとされる色覚多様性(CVD)の方々に着目し、当事者との共創を通じて、従来のマジョリティ中心の視点にとらわれない新しい「美の多様性」の提案として高く評価されました。
資生堂は今後も、一人ひとりの心地よい化粧品体験を大切にし、誰もが自分らしく笑顔で輝ける社会を目指して活動を進めていきます。
受賞作品「MY COLOR MY BEAUTY」について
「MY COLOR MY BEAUTY」は、資生堂が独自に追及する“美しい”ユニバーサルデザイン「SHISEIDO Universal Beauty Design®︎」の理念のもと、研究チームが色覚多様性※1に着目して推進したプロジェクトです。流行やマジョリティの価値観に左右されがちな従来のメイクアップに対し、「美を疑え」をテーマに、色覚多様性においてマイノリティである畝本 彩美(あぜもと あやみ)※2 さんと共創し、色覚多様性を体感できるメイク表現に挑戦しました。
資生堂の多種多様な口紅・アイカラーの中から、畝本さんが最も「美しい」と感じる色と、畝本さんが見たときに見える色※3 を対にしたカラーキットを制作するとともに、畝本さん自身がそのアイテムを施したモデルの撮影ディレクションにも参加することで、“色の見え方の違い”を直感的に理解できる視覚体験を創出しました。
※1 色覚多様性 網膜が光を受けた際に色を感じる錐体細胞は3種類ありますが、遺伝等の先天的または事故などの後天的な要因により、錐体の数や状況によって色の捉え方が違う方々が一定数存在します。最も割合の多い色覚型は「C型色覚」で、「P型色覚」および「D型色覚」をもつ方は、日本では男性約5%・女性約0.2%、欧米では男性約8-10%・女性約0.5% の割合で存在すると言われており、他にA型色覚、T型色覚をもつ方もいます。
※2 畝本さんは、色覚マイノリティかつ弱視のある方です。
※3 畝本さんから見える色を仮に表現したカラー
資生堂のIAUD受賞歴
● 2018年 「プリオール」(ファッション部門・金賞)
● 2019年 「LAVENDER RING MAKEUP & PHOTOS WITH SMILES supported by SHISEIDO」(ソーシャルデザイン部門・金賞)
● 2020年 「Shiseido's Inclusive Approach to Space Design」(コミュニケーションデザイン部門・銀賞)
● 2020年 「BAUM」(サステイナブルデザイン部門・銅賞)
● 2022年 「資生堂 ライフクオリティー メイクアップ」(ソーシャルインクルージョン部門・金賞)
● 2023年 「美と遊ぶ・美を巡る・美の循環を知るーお客さまに開かれた工場のデザイン」(住宅・建築部門・銅賞)
● 2024年 「発売から10年 ― 進化するプリオールのユニバーサル「ビューティー」デザイン」(ファッションデザイン部門・銅賞)
SHISEIDO Universal Beauty Design®︎について
その人の属性と関係なく、手にとったあらゆる人がストレスなく使えること。さらに使っていて、気持ちが高鳴ること、ときめくこと。地球の未来も考えたものであること。これらもすべて大切な「美しさ」であると、当社のデザイナーは考えています。お客さまが化粧品を使うすべてのシーンにおいて、美しく、心地よく過ごせるデザインをめざし、「SHISEIDO Universal Beauty Design®︎」と名付け、活動しています。
クレジット
■ PROJECT MEMBER:塩田 笑子・上村 玲奈・北村 淳(株式会社資生堂)
■ PHOTOGRAPHER:金澤 正人(株式会社資生堂)
■ HAIR & MAKEUP ARTIST:百合 佐和子(株式会社資生堂)
■ FILM DIRECTOR:小野 強志(株式会社onophoto)・笠井 慎吾(株式会社瓜ヶ谷)・柏倉 琉生(株式会社資
生堂)
■ PARTNER:畝本 彩美・タカラサプライコミュニケーションズ株式会社・伊藤光学工業株式会社・鎌田 裕樹
■ SPECIAL THANKS:中内 茂樹教授(豊橋技術科学大学)・出原 綾・近藤 真理子・海老名 紗季(株式会社
資生堂)
■ CASTING:株式会社プロシード
■ MODEL:姫川 セリーヌ
※このリリースに記載されている内容は発表時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご留意ください。
