2024年11月15日
発行元:(株)資生堂資生堂ジャパン(株)
人事
サステナビリティ
資生堂および資生堂ジャパン、「PRIDE指標」で最高評価ゴールドを受賞、「レインボー認定」を初獲得
~LGBTQ+が自分らしく働ける職場・社会づくりの実現に向けて~
資生堂および資生堂ジャパンは、一般社団法人work with Pride※1が策定した、日本での職場におけるLGBTQ+など性的マイノリティ(以下、LGBTQ+)に対する企業の取り組みを評価する「PRIDE指標」において、最高評価の「ゴールド」を受賞しました。これまで実施してきた社内外での取り組みが、Policy(行動宣言)、Representation(当事者コミュニティ)、Inspiration(啓発活動)、Development(人事制度・プログラム)、Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)の5つの指標から評価されました。
さらに、「ゴールド」を受賞した企業の中から選出され、LGBTQ+が自分らしく働ける職場・社会づくりの実現に向けてセクターを超えた協働を推進する企業を評価する「レインボー認定」を獲得しました。トランスジェンダーの方を対象に当事者団体と共に開催したメイクアップ講座などが、その一例として挙げられます。
資生堂として「ゴールド」の受賞は今回で3回目※2、資生堂および資生堂ジャパンとして「レインボー認定」の獲得は初となります。
※1 企業などの団体におけるLGBTQ+に関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する団体。
※2 2017年、2022年に続き3回目。資生堂ジャパンとしての「ゴールド」の受賞は今回が初。
資生堂のこれまでの取り組み
資生堂は企業使命「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD(美の力でよりよい世界を)」の実現に向けて、社員がジェンダーや年齢、国籍などに関係なく、個々人の違いを認め尊重し合い、それらのシナジーによりイノベーションを生み続ける組織カルチャーをつくるため、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)を重要な経営戦略の柱と位置づけています。当社のDE&I活動のスローガン「LOVE THE DIFFERENCES」(違いを愛そう)とともに、これからも社内外のLGBTQ+コミュニティとアライに寄り添う企業として、LGBTQ+コミュニティへの支援を展開し、誰もが自分らしく生きられる社会の実現を目指します。
<社内での取り組み>
・社員がありのままの姿で職務にあたれるように、「資生堂倫理行動基準」※3の中で、職場における人権と多様性の尊重を掲げ、性的指向・性自認による差別やハラスメントを行わないことを明記
・日本国内では2017年に就業規則の改訂を実施し、特別休暇、介護制度、育児制度などの福利厚生の利用にあたり、配偶者に同性パートナーを含めている。
・LGBTQ+の理解促進を目的とした人事研修を実施
・2024年のプライド月間に、当事者を取り巻く現状について社員一人ひとりが考える機会となる社内イベントを実施。当事者社員の体験談や外部有識者を招いたトークセッションなどへ、延べ1,000名の社員が参加。
※3 資生堂グループで働く一人ひとりがとるべき行動を定めたもの。
<社会に向けた取り組み>
・多様なお客さまの個に寄り添った提案力を高めるために、そしてLGBTQ+のお客さまにどの店舗でも安心してご相談いただけるように、美容の専門知識を持った資生堂ジャパン所属のパーソナルビューティーパートナー(PBP)は、2019年から開始されたLGBTQ+応対研修を受講
・2020年に婚姻の平等(同性婚の法制化)キャンペーン「Business for Marriage Equality」※4に賛同を表明
・2024年の東京レインボープライド※5では、来場者に当社のLGBTQ+への取り組みを紹介したパンフレットの配布、パレードには約80名の当事者・アライ※6が参加。通算6回目の出展。
・2024年のプライド月間に、トランスジェンダーの方を対象に東京で、LGBTQ+の方を対象に大阪でメイクアップ講座を開催。
※4 婚姻の平等に賛同する企業を可視化するためのキャンペーン。
URL:https://bformarriageequality.net/
※5 日本で最大規模のプライドイベント。URL:https://tokyorainbowpride.com/
※6 理解者であり、支援者を指す。
※このリリースに記載されている内容は発表時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご留意ください。