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2024年01月11日

発行元:(株)資生堂

商品・ブランド

サステナビリティ

樹木の恵みを、巡らせ、つなぐ、「BAUMひのきの森」 資生堂、新居浜市、住友林業で三者協定を締結

「樹木との共生」をテーマに掲げる資生堂のスキン&マインドブランド「BAUM(バウム)」は、愛媛県新居浜市に位置する「BAUMひのきの森」での植樹活動を開始するにあたり、愛媛県新居浜市、住友林業株式会社(以下、住友林業)との三者協定を2024年1月11日(木)に締結しました。

BAUMは誕生以来、「樹木の恵みを受け取るだけではなく、自然に還していく」というブランドの哲学に基づいた活動として、樹木の恵みを余すところなく受け取り、健全な森林を育成・保全し、未来へ繋ぐサステナブルな循環を生み出す取り組みを行なってまいりました。
商品の木製パーツ部分に使用しているオーク(ナラ)は、カリモク家具株式会社とのコラボレーションにより、家具の製造過程で出る小さな木材をアップサイクルし再生利用しています。また、住友林業の協力により、店頭でオーク(ナラ)の苗木を育て、2021年より、木材の故郷の一つである岩手県内に位置する「BAUMオークの森」へ毎年600本の植樹を行い、成長を見守っています。

■2024年より始まる、ひのきの森の循環
この度、主要スキンケアラインのリニューアルに伴い、住友林業の協力を得て、特別提携する四国地方の豊かな森林で育てたひのき原木をチップ化。ひのきチップから丁寧にエキスを抽出・蒸留した「ひのき水」を新たな樹木由来成分として、BAUMの主要スキンケア5品に配合します。同時にひのきの苗木を店頭で大切に育て、愛媛県新居浜市内に位置する「BAUMひのきの森」へ植樹することで、中味成分においてもサステナブルな循環を生み出す活動に取り組んでまいります。「BAUMひのきの森」への最初の植樹は2024年5月下旬ごろを予定しています。

「ひのき水」精製・配合から、還元までの流れ

三者協定について
協定概要
<調印者>
• 愛媛県 新居浜市 新居浜市長 石川 勝行 (いしかわ かつゆき)
• 住友林業株式会社 森林・緑化研究センター長 中村 健太郎 (なかむら けんたろう)
• 株式会社資生堂 バウムグローバルブランドユニット 室長 西脇 文美 (にしわき あやみ)

協定内容
• 協定期間: 2024年から10年間
• 所在地: 愛媛県新居浜市床鍋(新居浜市有林内)
• 面積: 2.10ha
• 森林の名称: BAUMひのきの森
• 整備内容: 年間あたりの植樹面積を 0.20haとし、年約600本のひのきを植え、下草刈り等の保育を実施

植樹活動目標と留意点
土地に自生する動物や環境に配慮した植樹活動および森づくりを心がけ、植樹を通じて自然なひのきの森を育成することを主な活動目標とします。

「BAUM」について
「樹木がくれる、美しい世界のはじまり」をメッセージに、樹木の恵みを余すところなく受けとり、感謝し、樹木資源を未来につないでいくブランドとして、2020年6月に誕生。製品の90%以上を自然由来の素材から製造。商品パッケージ、店頭においてもサステナブルな循環を意識した選択をしています。

■資源を未来につなぐ活動
商品パッケージにカリモク家具株式会社のアップサイクル木材を使用
木製家具メーカーのカリモク家具株式会社※1とのコラボレーションにより、商品パッケージの木製パーツは家具の製造工程で発生した小さい木材を再生利用し、カリモクの工場で生産されています。東北や北海道地方で採取される良質なオーク(ナラ)を無駄なく活かし、新たな使命を与えることで甦った素材には、ひとつひとつ木目や色味の異なる味わい深さがあります。
※1カリモク家具株式会社: https://www.karimoku.co.jp

環境負荷の軽減を目指す取り組み
木製パーツ部分は繰り返し使用していただけるよう、レフィル商品を積極的に展開。一部プラスチック容器にはバイオPET※2、ガラス容器にはリサイクルガラスを採用しています。また、ショッピングバッグの無償配布を行わず、希望するお客さまにはオリジナルエコバッグを販売しています。
※2植物由来のPET配合

BAUM公式サイト: www.baumjapan.com
BAUM公式Instagram: https://www.instagram.com/baum_global/

※このリリースに記載されている内容は発表時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご留意ください。